Prologue 02 ページ2
街中を歩いていると今をときめく
アイドルの曲が至る所で流れており、
若い子達が口ずさんだりしている。
それを横目に自分にもあんな時代があったのか
そう思考を巡らせるが、思い当たる節は
全く見つからない。
むしろ若い頃の記憶など思い出したくもない。
そんな事をぼんやり考えながら目的地に着く。
今日は憎たらしいほど快晴だ。
たまに吹く風も心地が良い。
桜ももうすぐ全て散って夏が来る。
その頃には私はもういないけれど。
そう心の中で自嘲する。
さっき告げられた自分の死期、
別に失うものも悲しんでくれる人も、
私はとうの昔からいない。
1ヶ月後病で死ぬのなら
今ここで自ら死んでしまった方が気分はいい。
最後くらいわがまま言っても
バチは当たらないだろう。
死んだ後にバチが当たるって地獄行きとか?
死んでも痛いのは嫌だなぁ
「バイバイ」
落ちる時に壁に見えた
「Time and tide waits for no one.」
『歳月人を待たず』
意味:若い時は二度と来ない、一日に朝は二度とない、時を逃さず一瞬を大切にして勉学に励め
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T-iyu(プロフ) - 、さん» 初めてこのサイトを使うにあたり、ルールなど理解せずに作品をアップしてしまったことをお詫び申し上げます。今後ルールなどきちんと理解した上で作品を作っていきたいと思います。この度はご指摘ありがとうございました。 (2018年8月12日 4時) (レス) id: 501819ceb5 (このIDを非表示/違反報告)
T-iyu(プロフ) - ウルさん» コメントありがとうございます!亀更新ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです!! (2018年8月12日 4時) (レス) id: 501819ceb5 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です。ルールをちゃんと理解してから作品を作るようにして下さい (2018年8月12日 0時) (レス) id: e5a551f3be (このIDを非表示/違反報告)
ウル - 楽しみにしてます(⌒∇⌒) (2018年8月11日 23時) (レス) id: 2dd477f71a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:T-iyu | 作成日時:2018年8月11日 23時