un cuoco curioso⑯ (ページ6)

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【高等部２年】671 ページ6

ア「失礼ねっ、ちゃんと真面目に熟すわよ！」
『タクミは良いとしてアリスはノリで何かやるから心配なんだよ。…マジで予定にない事したらほっぺた引きちぎるからね。』
ア「ぜーったいしないわ!!」
黒「(チョロい…流石Aだな。)」
叡「田所と黒木場は審査員と面識あるから案内にしたが…。」
田「リストは見ましたし知ってる方ばかりなので大丈夫です！」
黒「俺も、それに案内だけっすから…。」
『審査員に質叡な事言ったらそれだけで評判落ちるから黒木場は気を付けてね。』

それぞれ心配や釘を刺したりしながら各々の役割を確認し、最終的な疑問点などもなく呆気なく打ち合わせは終わり明日は選抜のため早々に帰宅する者がいる中Aは久我と紀ノ國に声を掛けた。

『そうだ…寧々先輩と久我先輩、昔私とえりなが３歳くらいの時に誕生日会に招待してたの知ってます？』
久「えっ!?マジマジマジでー？じゃあちっちゃい頃にAちんと会ってるじゃん!?…まぁぶっちゃけ俺が出したんじゃないし覚えてないなぁ。」
紀「私も両親が出していたから。まさか昔にAに会った事があるとは驚いたわ。」
『私覚えてないんですけどね…。』
久「う～ん…Aちんが３歳くらいっつーことは俺４歳くらいっしょ？部分的なことしか覚えてないなぁ。」
葉「まぁそうでしょうね。それに久我さんや紀ノ國さんの家なら人も多いと思いますし。」
紀「そうね、毎年かなり多く招待してたわ。」
『ですよね。それに同じくらいの歳の子で皆ドレス着てたら同じように見えますし。』
久紀「「ドレス……。」」

誕生日会に行くならドレスだろうとAが似たり寄ったりだと言うと紀ノ國と久我は何故か心当たりがあるのか必死に思い出そうとしていた。

紀「…一人だけ着物の子がいたわ、私も着物で一緒の子がいるって声を掛けた様な気がするわ。」
久「いたいたいたわ、着物の子がいたね！」
葉「…それ、Aじゃないですか？薙切にいる時はずっと着物だったので。」
紀「嘘……ごめんなさいA、忘れてしまって…。」
『いや、私も忘れてるんで大丈夫ですよ寧々先輩。』
久「マァージでビックリ！話ししたとかは覚えてないけど…まさか会ってるなんてねー。」
『私もこの間聞いてビックリですよ。あとは水戸と美作の家からも来てて多分会ってるみたいです。』
久「美作ちんも？」
葉「あいつああ見えてお坊ちゃんなんですよ。」

(美作に関しては原作読んだ時にマジでビビった。)