un cuoco curioso⑯ (ページ4)

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【高等部２年】699 ページ4

ア「幸平クンのそういう所は昔からなのねぇ。」
新「あの男が幼少期は大人しかったという方があり得ない話ですしね。」

今も昔も創真は全く変わらず全員が揃って苦笑いをしていた。

薊「もう日が落ちてきたが…Aとアキラくんはどうする？良ければ一緒に食事をしていかないか？」
葉「俺は良いけどAはどうする？」
『ん、良いよ。けど誰が作るの？』
真「Aとアキラ、二人が作った品を頂きたいのう。」
仙「うむ、それは良い。正直二人の品はどのようなものか気になっておった。」
葉「基本的に俺らが作った品を食べる機会がありませんからね。」
ア「ならペア勝負にする？」
『お母さんがいるしそれは今度にしようよ。そういえばえりなと新戸込みのシャッフルはいつにする？』
え「そうね…選抜が終ればある程度予定が空くから選抜が終わってからが良いと思うわ。」
薊「シャッフル？何をするんだい？」
『アリスがいつもの面子えりなと新戸を入れてクジでペアを作って勝負したいって言ってきたの。』
葉「でも俺等もえりな達も忙しくて…結局話が出てから３カ月経ってんだよな。」
仙「ペアをクジで決めるとは面白い案をだしたのう、アリス。」
ア「私たちが３ペアで勝負する時はいつも旬のリストからダイスの数字を元に決めていますの。それでペアもクジで決めたら面白そうだと♪」
え「でも大丈夫なの？万が一黒木場くんとアルディーニくんがペアだったら喧嘩にならないかしら？」
黒「幸平よりはマシなんで…大丈夫だと思うっすよ。」
新「まぁ幸平よりかはアルディーニの方が融通は利くな。」
『皆創真に対して厳しいね？』

創真が前にAと勝負したいからと他の十傑にペアを組んでくれと言っていた時があったがその時全員首を横に振り嫌だと断られていたのをAは思い出した。

葉「俺はAとペアだから無しとして、全員連隊食戟の時にあいつが何したか分かってるからな。」
新「そうです、あの男は絶対打ち合わせに無い事をしてきます！」
え「緋沙子の言う通りよA。」
ア「田所恵ちゃんはAと仲良くなれたのに勝負して嫌われたくないって言ってたわね♪」
黒「田所の奴はそうっすけど３年だって断ってたっすね。」
『ワンチャン久我先輩が悪乗りしそうだけどね。』
葉「久我さんは割とAを可愛がってるし他だってそうだろ。話に乗ってくれそうなのは…小林さんか？」
え「小林さん……ダメだわ、二人揃って悪乗りして下手物とか作りそうね。」