un cuoco curioso⑭ (ページ8)

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【高等部2年】603 ページ8

え「大丈夫よ、毎年十傑チームの売上はシャワーやお手洗いなど海を守為にビーチの設備に充てていると報告が来ていたわ。」
『だからビーチにマンホールだがあって上下水道通ってたんだ。』
「失礼します。他の生徒の会計が終了しました。」
え「ご苦労様。ここはもう少し待ってちょうだい、今Aが会計しているわ。」
「まさか元帥自らが会計とは、我々としては大変助かります。」
『こっちはゼロスタートだったし仕分けが多いから…よし、出来たよ。後でダブルチェックお願いします。』
「かしこまりました元帥。」

期末試験の３日間で使った経費を元にAは総売上を元に会計処理をするとデータは教務部に送り領収書や売上を黒服に渡した。

『あ～…やっと終わった、疲れた。今回の脱落ってどのくらい？』
え「海コースだけで２年の２割は落ちたわ。」
『なんだ…たった２割かぁ。』
え「海と川と山に分かれているんだもの、総合すればもっといるわよ。」
『それもそっか…イサミと新戸は大丈夫でしょ？』
え「二人共無事に合格してるわ。…ねぇA、夏休みに海外に行く予定はある？」
『無いよ？８月になつめさん達…ハウビー食品主催のイベントで打ち合わせとかあるし。創真が食戟ばっかで会食とかの依頼がアキラ達や私にも来てて正直海外に行く時間がない。』
え「なら…私の都合になっちゃうけど、耳に入れておきたい話があるの。」
『…どっかの馬鹿が何かしでかした？』
え「そういう話では無いわ、都合のいい日を後で教えて？私もスケジュールを調整するから。」
『分かった、確認したらすぐに連絡するね。』

静かな室内で二人で話していると外から極星寮や十傑達の騒がしい声が聞こえると、えりなは他のコースの結果を聞く為に先に戻りAも余った最後のスムージーを手に外に出る。

葉「A、純売上はどうだった？」
『(ｽﾞｽﾞｽﾞｯ)７００万はいってたよ、後えりなが夏休み中に話したいことがあるって。』
葉「話し？俺も行っていいのかそれ。」
『良いでしょ？』
ア「まぁとにかくこれで…晴れて夏休みを迎えられるわねっ、遊びに行く計画を立てなくちゃ！」
葉「んなゆっくり休んでらんねぇからな？」
『夏休み中に秋の選抜の準備とかやるんだよ？』
葉「それと夏季休暇中も十傑には色々と仕事があんだよ。事務仕事もたまってるし会食の予定や各種の会議、それに課題もな。」
ア「(ﾌﾞｯｽｰ)」
『(凄い顔…)』

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