un cuoco curioso⑭ (ページ50)

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【高等部2年】645 ページ50

ク「あら薊様！それにAちゃんもいるじゃなぁい！」
デ「まぁ、本当だわ！あら、これは誰が作った品かしら？」
『さっき私が…そこの執行官に審査するから作れって言われて作りました。』
デ「はぁ？ランタービ貴女ねぇ、Aちゃんの事は連隊食戟の資料で知っているでしょう？」
ラ「資料は見ましたけど…えっ!?まさか資料にあった才波A!!?」
『あ、はい。』
ク「貴女もAちゃんの品は資料で見てるでしょ～？なのに試す様な事しちゃって！」
ラ「うっ…すみませんでした。」
『別に良いですけど…デコラさんとクラージュさんも食べます？』
デク「「頂くわ！」」
ｲｽ「Ms,撫子、私も良いかね？」
『まだあるんでどうぞ、シャルムさんも。…他の執行官もどうぞ。』

デコラとクラージュから始まりAは他の執行官にも提供するとその皿に手を伸ばし、先程おさずけとおはじけが出た理由を知ることになった。

『そうだ…お母さんはこれからどうするの？』
真「先程薊と父上と話したが、WGOの特等執行官はそのままに…家へ帰ろうと思っておる。」
『１０年も家出してたけど…まぁ良いんじゃない？』
真「Aは今は薙切家におるのか？」
『私はアキラと汐見ゼミで一緒に暮らしてるけど。』
真「…今何と？一緒と云うたか？」
薊「僕も驚いたが…真凪が文句を言える事では無いからね？」
真「分かっておる、しかし…。」
『…アキラ、ちょっと来て。』
葉「なんだ？」
真「ほう、そ奴がアキラか。」
葉「(値踏みされてる気がする…)初めまして、葉山アキラです。真凪さんの事は義父さん…薊さんから聞いています。」
真「……何故薊を義父さんと？」
『お母さん、私アキラと婚約してるからね。』
｢｢｢｢｢｢｢｢…婚約ぅ!!!?｣｣｣｣｣｣｣｣｣
薊「以前提案したらお互い良いと言ってるし、アキラくんは誠実だから問題無いよ。」
真「何を勝手に決めておるのだ…！」
創「ちょいすんません中村先輩！婚約ってどーいうことだ葉山ぁ!!聞いてねぇぞオイ！」

見知った遠月の面々たちがいる中Aが葉山と婚約していると言うと真凪は見知らぬ葉山に対し不服な顔をするがそこに創真が割って入り抗議していた。

え「幸平くん…知らなかったの？」
葉「そもそもえりな達以外で言ってねぇからな。」
創「おい葉山ぁ！人の妹を勝手に嫁にするとかどういう了見だよぉ!!」
『創真うるさい。別に良いでしょ、私の事なんだから。』

(可愛い義妹が嫁入り確定に不服な義兄)