【高等部1年】490 ページ45
A達と反対側の調理台近くの扉からわかめの男女が入って来ると試合が始まるためAと葉山は席に座りタクミ達は調理台に向かって行った。
Aと葉山の試合に引き続き川島が解説する中Aと葉山は息の合った連携で進む試合を観戦する。
葉「やっぱ現役なだけあって生徒よりも速く的確だな。」
『まぁ生徒と比べればね。でも…姉弟よりも双子の方が上だけど。』
葉「ガキの頃から同じ厨房に入ってたっていう年季の差もある。ただ同じ店にいる兄妹ってだけじゃ勝ち目はねぇな。」
タクミとイサミが勝つと断言するAと葉山の言う通り勝利したのはタクミとイサミだった。
イ「勝ったよー！」
『おつかれ。』
葉「兄弟対決じゃ負け無しだな。」
タ「イサミと出て負ける訳無いだろ？」
イ「兄ちゃんそれ…。」
『イサミがいなかったら負けるって言ってるの？』
タ「そうじゃない!!」
試合が終わり再び合流すると他愛もない話のしながらA達は会場を後にした。
＊
外部の料理人との食戟をした所でAと葉山の日常は変わらず、この日もいつもの様に昼休みに昼食を取り寒いからと室内に戻ろうとしている所に創真の声が聞こえた。
『？…誰かといるっぽいね。』
葉「…行ってみるか。」
葉山も気になったのか創真の所に向かい顔を出すと昼食を取りながら何か話している創真と司がベンチに座っていた。
創「おっ？Aと葉山、奇遇だなー。」
葉「Aが声が聞こえたってな。」
司「やぁ二人共、お昼は？」
『…もう食べた。で、何話してたの？』
創「食戟の話してたんだ。あっ、司先輩月曜は？」
食戟をするために日程を合わせているのかとAと葉山はお茶の缶とパックジュースを持ちながらベンチに座りその光景を眺めていた。
司「ご、ごめん。その日は何件か打ち合わせが入ってて…。」
創「え〜、んじゃあ火曜は？」
司「葉山と食戟の予定で…。」
創「えー!!んだよ葉山抜け駆けかよ、ズルいぞ！」
『ちゃんと前々から決まってたんだからズルく無いでしょ…。』
葉「もっと言ってやれ。つーか先輩たちのスケジュール誰よりも食い散らかしてんのは誰だよ!?」
『土日使ってまで食戟してんの創真じゃん。』
創「だって3年生の卒業までもうすぐじゃねーか…。」
卒業と言う言葉に司と葉山は目を開き創真を見遣るがお構いなしに創真は言葉を続ける。
(いい加減原作に入ろうかと。)
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水煮缶(プロフ) - 舞さん» 割とネタが無いとグダりますが楽しんで頂けて嬉しいです。番外編は纏まり次第＆本編が進み辛くなったら追々作ろうかと思ってます。 (12月11日 8時) (
レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - この作品面白いです。番外編でリクエストで夢主と十傑の先輩方と初めて会うお話が読みたいです。特に寧々先輩やもも先輩！あと先輩や四宮シェフと料理するお話も読みたいです！ (12月11日 0時) (レス) id: 04e22e07c5 (このIDを非表示/違反報告)
水煮缶(プロフ) - ミホさん» 拝読頂きありがとうございます。えりなと新戸からの呼び方でしたらあだ名を設定していますので【苗字、あだ名の設定】からあだ名を設定して頂くと可能となります。 (12月7日 12時) (レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - ニコイチの絡みは何度読んでも楽しいです！更新いつも楽しみにしてます。ですがえりなたちが主人公を呼ぶ時、名前が出てないんですが何故でしょう？ (12月7日 7時) (レス) @page48 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水煮缶 | 作成日時：2023年11月16日 0時
