【高等部1年】489 ページ44
下準備ではA達が早く調理に入ったが調理が進むにつれ天内兄弟もA達の調理に追いつき歓声はほぼ同時だった。
『先に出して良いですよ。』
悠「そう？ならお言葉に甘えて…。」
先を譲った事で天内兄弟が先に前菜のベニアコウのカルパッチョとメインのダチョウの香草ファルス巻きの審査をすると珍しい食材を活かした品に高評価がでると次の審査であるAと葉山がサーブを行う。
葉「ダチョウローストのクロスティーニです。」
『ベニアコウのフィレ・ジャガイモのクルート仕立てです。』
イタリアンとフレンチの品を出したAと葉山だったがその品は当然葉山が作った前菜によるブーストでメインは単体で頂くよりも圧倒的に美味であり審査員からは天内兄弟以上に評価は良く票は満場一致でAと葉山に上がった。
川"「3-0!!!元一席の天内兄弟に対しA様と葉山選手の勝利です！」"
Aと葉山の勝利が決まると審査員からは拍手、観客からは歓声を送られA達は次の試合の為に調理台から離れえりな達と合流する。
悠「まさかダチョウ肉を前菜に使ってくるとは思わなかったなぁ。」
葉「ベニアコウをより強調させる香りとブースト用の旨味を加えやすいのでね。」
恒「確かに香味野菜とスパイスで食欲をそそられる…いや、揺さぶられる程の香りだった。」
悠「それにAちゃんのメインも…あのスポイトって中身は何だったの？」
『旨味の塊です。アキラの品を食べた後でしか相乗効果が発揮しないものですけど。』
先程の試合の品を軽く話し合うが天内兄弟は店に戻らなければいけない為また試合しようと言い足早に会場を後にしAと葉山は次の試合の準備が進む中待機しているタクミ達の元に向かう。
え「Aも葉山くんも試合お疲れ様。」
『ん。えりな戻るの？』
え「仕事があるのよ。アルディーニくん達、次の試合頑張ってちょうだい。」
タ「あぁ！」
イ「お仕事がんばってね〜。」
仕事があるえりなはAと葉山の試合が終わった事で労いと鼓舞を送ると天内兄弟に続いて会場を後にしこの場に四人が残った。
タ「二人はどうする？試合を見ていくか？」
『今日は打ち合わせの予定も無いし…見てく？』
葉「あぁ、いいぞ。今日の相手って誰なんだ？」
イ「今日は学外からだよー。姉弟で高級ホテルのレストランのシェフをやってるんだってー。」
『へぇ、ホテルのレストラン…。』
タ「…来たみたいだ。」
(スイカゲーム…時間溶ける。)
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水煮缶(プロフ) - 舞さん» 割とネタが無いとグダりますが楽しんで頂けて嬉しいです。番外編は纏まり次第＆本編が進み辛くなったら追々作ろうかと思ってます。 (12月11日 8時) (
レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - この作品面白いです。番外編でリクエストで夢主と十傑の先輩方と初めて会うお話が読みたいです。特に寧々先輩やもも先輩！あと先輩や四宮シェフと料理するお話も読みたいです！ (12月11日 0時) (レス) id: 04e22e07c5 (このIDを非表示/違反報告)
水煮缶(プロフ) - ミホさん» 拝読頂きありがとうございます。えりなと新戸からの呼び方でしたらあだ名を設定していますので【苗字、あだ名の設定】からあだ名を設定して頂くと可能となります。 (12月7日 12時) (レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - ニコイチの絡みは何度読んでも楽しいです！更新いつも楽しみにしてます。ですがえりなたちが主人公を呼ぶ時、名前が出てないんですが何故でしょう？ (12月7日 7時) (レス) @page48 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水煮缶 | 作成日時：2023年11月16日 0時
