【高等部1年】485 ページ40
Aと葉山が校舎に行くと授業では必ず一人か二人は不在だったが先日の食戟の影響からかこの日の授業では誰一人欠席する生徒はおらず真面目に授業を受け、放課後には各々食戟を挑んだり挑まれたりしている生活が続いた。
最初の頃は例の生徒の件で十傑やAとえりなに対し遠巻きに眺められていたが暫くすると慣れてきたのか創真を中心に十傑に食戟を挑み、更に年明けの繁忙期も終わった事で学外の料理人からの食戟も増えていきそれはAと葉山も例外では無かった。
葉「A、また食戟の挑戦が来てるぞ。」
『捨てて良いよ。』
葉「ダメだろ…しかも今回は学外だから複数を相手には出来ねぇぞ。」
『めんどくさ……どこから？』
葉「今開ける。……なぁ、Aが研修で行った店って天内さんの所だったよな？」
『うん、一家全員遠月出身の天内さんのお店。』
封筒から用紙を出し確認した葉山が研修先だった店の話を出すとAも肯定しながらまさかと思い手紙を覗き込む。
『"双子とニコイチで是非どうかな"…これ絶対悠星さんだね。』
葉「久々に会えるし、受けるんだろ？」
『ん、あの二人だったら良いよ。…ついでにタクミとイサミとえりな紹介しとく？』
葉「遠月関係で双子の料理人ってか。面白そうだし良いんじゃねぇか？」
『タクミ達が丁度食戟被ってないと良いなぁ…。』
早速Aはタクミとイサミに連絡を入れると二人とも放課後は生徒や学外からの食戟だという事で二人の食戟の前の枠で同じ会場にしようと数日の食戟の予定を聞きAと葉山は自身達のスケジュールを確認して食戟を受ける日にちを決める。
以前Aが食戟の正当性を戻した際に管理局局長の景浦の連絡先を教えて貰っていたのでAは電話で日時と会場を抑えて貰うと正式に受諾する為管理局に提出しに行った。
景「A様、お待ちしておりました。」
『お疲れ様です景浦さん。これ、お願いします。』
管理局長直々にAを出迎え申請書類の受理を行う光景に生徒や職員も驚くが一番知りたいのはAと葉山の相手であり、聞き耳を立てるように伺っていた。
葉「(野次馬だな…。)」
景「…確かに承りました。念のため、A様が普段使用される機材も手配致しましょうか？」
『一応、あと観戦用の椅子を三脚もお願いします。』
景「畏まりました。」
アッサリと受理された申請と機材の要望に用が済んだとAと葉山はゼミに戻り食戟を行う日まで学生とは思えない多忙な日々を送る。
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水煮缶(プロフ) - 舞さん» 割とネタが無いとグダりますが楽しんで頂けて嬉しいです。番外編は纏まり次第＆本編が進み辛くなったら追々作ろうかと思ってます。 (12月11日 8時) (
レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - この作品面白いです。番外編でリクエストで夢主と十傑の先輩方と初めて会うお話が読みたいです。特に寧々先輩やもも先輩！あと先輩や四宮シェフと料理するお話も読みたいです！ (12月11日 0時) (レス) id: 04e22e07c5 (このIDを非表示/違反報告)
水煮缶(プロフ) - ミホさん» 拝読頂きありがとうございます。えりなと新戸からの呼び方でしたらあだ名を設定していますので【苗字、あだ名の設定】からあだ名を設定して頂くと可能となります。 (12月7日 12時) (レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - ニコイチの絡みは何度読んでも楽しいです！更新いつも楽しみにしてます。ですがえりなたちが主人公を呼ぶ時、名前が出てないんですが何故でしょう？ (12月7日 7時) (レス) @page48 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水煮缶 | 作成日時：2023年11月16日 0時
