【高等部1年】474 ページ29
ここで待つというえりなにAは承諾しAと葉山は会場から出るついでに調理中の叡山に声を掛ける。
『あのクズの保護者に呼ばれたんでいってきます。』
叡「保護者に？…あぁ、あの人なら問題いねぇし…こっちはしっかり潰しとくからよ。」
『お願いします。』
潰すと宣言する叡山に見送られAと葉山は大分待たせてしまったからか急ぎ足で特別観覧席に向かい扉の前で息と乱れた髪を整えると待機していた黒服がAの準備が整ったのを見て保護者にAが来た事を伝え扉を開けると生徒の弟と保護者はソファに座る事無く立ち見で試合を眺めていたがAが来たと知り勢いよく振り返った。
弟「あっ…!!」
父「っ！…Aお嬢様…この度は大変―」
『(父親ホントに元料理人？ゴリラ並みにゴツイ…)いえ、先に謝るのはこっちです。食戟開始からずっとお待たせしてすみませんでした。』
父「いえ、応じてくれるはずないと…そう思っておりましたがAお嬢様はお越し下さったのです。応じてくれた事に感謝致します。」
母「寛大なAお嬢様に感謝申し上げます。この度は…あの恥知らずが大変ご迷惑をお掛け致しました。」
『私は別に…寛大じゃ無いです、現にこの変則食戟を提案したのも私ですし…どの道退学になる事は変わらないので…。』
弟「…それでも長く遠月に携えていたにも関わらず愚兄は遠月と薙切家様方の名を汚す事をしました。愚兄が退学になるのは身から出た錆ですし、A姉様のご判断は最もな事です。」
葉「『ん…？』」
弟は今何と言っただろうとAと葉山は聞き間違いかと思いながらも確認する様にその単語をオウム返しした。
葉「『……姉様？』」
父「
縁「ハッ…！失礼いたしました、その…僕達中等部に在籍している生徒はその…A姉様とお呼びしてまして…申し訳ございません。」
『別に良いんだけど…新しい呼び方が増えたなって。』
葉「姉様は初めてだな…。」
父「(ﾎｯ)…Aお嬢様の寛大な御心に感謝致します。」
姉様呼びに承諾するAに保護者は深く頭を下げ感謝を述べると、これから試合をしている息子が料理人としてどこまでか見てから連れ帰ると言うと言うか迷うような顔をした。
父「……。」
『…？生徒の件は分かりました、それと提携の事ですが…。』
父「提携解約は…甘んじて受け入れましょう。」
(選手交代でハイタッチしたのは私がして欲しかったからです。)
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水煮缶(プロフ) - 舞さん» 割とネタが無いとグダりますが楽しんで頂けて嬉しいです。番外編は纏まり次第＆本編が進み辛くなったら追々作ろうかと思ってます。 (12月11日 8時) (
レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - この作品面白いです。番外編でリクエストで夢主と十傑の先輩方と初めて会うお話が読みたいです。特に寧々先輩やもも先輩！あと先輩や四宮シェフと料理するお話も読みたいです！ (12月11日 0時) (レス) id: 04e22e07c5 (このIDを非表示/違反報告)
水煮缶(プロフ) - ミホさん» 拝読頂きありがとうございます。えりなと新戸からの呼び方でしたらあだ名を設定していますので【苗字、あだ名の設定】からあだ名を設定して頂くと可能となります。 (12月7日 12時) (レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - ニコイチの絡みは何度読んでも楽しいです！更新いつも楽しみにしてます。ですがえりなたちが主人公を呼ぶ時、名前が出てないんですが何故でしょう？ (12月7日 7時) (レス) @page48 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水煮缶 | 作成日時：2023年11月16日 0時
