【高等部1年】468 ページ23
「ケッ、十傑…しかもあの田所だろ？サクッと勝って才波なんか退学にしてやるさ。」
「つーかよぉ…逆にイージー過ぎるけど十傑の面子は大丈夫っかって話だよなぁ〜。」
軽口を叩く生徒二人から始まりそれに同調するように数名の二年も好き勝手言い始めるが、それを他所に冷静に考えている生徒が数名いた。
川"「そちらの貴方達は如何でしょう!?」"
「…確認だけど、"十傑評議会"に勝ったら才波と試合できるんだよな？」
川"「はい、その通りです。"勝てば"A様との試合を行う権利が与えられます！」"
「あ〜…やっぱりか。」
「聞き違いと思ったけどマジだったな…悪いが俺は止めとくわ。」
「俺も。」
川"「おや、宜しいのでしょうか？A様の実力を目の前で見れるチャンスですが。」"
「だとしても割に合わねぇし、晒しものになるよりはマシだな。」
「だよなぁ〜、それに実力なんて他で見れば分かるだろうし…俺も止めるわ。」
十数人いた生徒の内数名が参加しないと言うと同じく気付いた生徒も口々に参加しないと言い、試合をする気の生徒から野次を飛ばされるが気にする事無く観客席に戻り残ったのは半数の八名だけだった。
黒「…気付いたな。」
葉「普通は気付くんだよ、態々"十傑評議会"って言ってんだからよ。」
『誰も"十傑評議会"から一勝とは言ってないからね。』
え「でも少しは利口な生徒がいて良かったわ。あの分だとAの単独での試合映像を見せれば理解するでしょうね。」
叡「なら後でそいつ等洗い出して映像見るよう言っといてやる。…美作、今参加拒否した奴等を探せ。」
美「了解だ。」
『出たストーカー。』
美「
探し出してまで見せる気の叡山にえりなは注意することなく快く承諾しお願いするのを見て葉山も同意するが、英遺残と同期である楠や梁井はそこまでするかとギョッとした顔でそのやり取りを見ていた。
川"「ではこの残った八名ともう一人入場して頂きましょう！A様を罵倒して尚退学撤回を求めた生徒の入場です！」"
絶対に態とだろうという解説をしながら川島は入場を促すと自信があるのか人を見下すような顔緒で生徒が入場するがその瞬間歓声は止み、広い会場には静寂が広がった。
「ふんっ、歓声も出せないなんてよっぽど―」
川"「では選手が入場しましたので"十傑評議会"から選手の選出をお願いします！」"
(Aの中の美作：個人情報以外は外の無いストーカー。)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水煮缶(プロフ) - 舞さん» 割とネタが無いとグダりますが楽しんで頂けて嬉しいです。番外編は纏まり次第＆本編が進み辛くなったら追々作ろうかと思ってます。 (12月11日 8時) (
レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - この作品面白いです。番外編でリクエストで夢主と十傑の先輩方と初めて会うお話が読みたいです。特に寧々先輩やもも先輩！あと先輩や四宮シェフと料理するお話も読みたいです！ (12月11日 0時) (レス) id: 04e22e07c5 (このIDを非表示/違反報告)
水煮缶(プロフ) - ミホさん» 拝読頂きありがとうございます。えりなと新戸からの呼び方でしたらあだ名を設定していますので【苗字、あだ名の設定】からあだ名を設定して頂くと可能となります。 (12月7日 12時) (レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - ニコイチの絡みは何度読んでも楽しいです！更新いつも楽しみにしてます。ですがえりなたちが主人公を呼ぶ時、名前が出てないんですが何故でしょう？ (12月7日 7時) (レス) @page48 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水煮缶 | 作成日時：2023年11月16日 0時
