【高等部1年】462 ページ17
「なっ…!?十傑相手だと!!?そんな一方的な食戟受ける訳ないだろ！」
葉「へぇ…、こっちはお前じゃ絶対勝てねぇから敢えて末席の田所から出て貰おうと思ったんだがな。」
目の前にいる葉山を含め上級生を含む十傑相手に誰が選ばれるか分からず受けないと言う生徒に葉山が田所を指名すると無様に座り込んでいたが漸く立ち上がり自信ありげな顔を浮かべる。
「ふんっ、お零れで十席になったあの愚図な芋女に負ける方が難しいだろ？えりな様の出涸らしと同じ、あんな幸平とアルディーニに助けて貰ってばかりの足手まとい。」
吉榊え「｢《『(ｲﾗｯ)』》｣｣
葉「(チョロいな…)…A、いつやる。」
『えりなが試運転で食材は揃ってるし、今日の放課後にやるって。』
葉「了解。ほら、授業の邪魔だからさっさと消えろ。」
黒「失礼しますA様、お怪我は御座いませんか？」
『うん、大丈夫。』
放課後の食戟が確定した事で生徒はまだ口が回るのか何か言おうとするが到着した黒服の数名がAの無事を確認すると手荒く生徒を拘束し何処かに連れて行った。
『…拉致していった…ふぐっ！』
葉「(ｽｰｯ…)あ˝ー…何なんだあいつ。マジで殴っておけばよかった…！」
吉「あーあ…。」
『…苦しい。』
榊「葉山くん…ムカつくのは凄い分かるけどA…締めてるわよ。」
葉「(ｽｰｯ…)…チッ。」
『人の頭の上で舌打ちしないでよ…。』
榊に咎められた葉山は舌打ちしながらも顔を上げるがいくらかマシになったのか先程より顔は怖くないが眉間には皺を作っていた。
『とりあえず馬鹿で良かったけど…授業どうしよう。』
榊「そうね…この時間じゃ時間過ぎちゃうわね。」
葉「なら前に言ってた遠心分離機を使った講義と実演にするか？」
『…それで良い？』
｢｢｢｢｢はいっ!!｣｣｣｣｣
生徒は良いだろうかとAが問うと前から教えて欲しいと言っていた生徒や興味がある生徒も揃って了承した事でAと葉山は授業内容を大幅に変更し、用意した食材を用いて遠心分離機を掛けた後の分離されたジュレやピュの説明とそれを使った一口の品を実践で作り授業が終わった。
授業後はいつも生徒が質問に来るが今日は放課後に急遽食戟が行われる事で良い席を確保しようAと葉山に挨拶をして走って教室を後にし残ったのはAと葉山と吉野と榊だった。
榊「薙切さんから概要は聞いているけど…本当にやるのね。」
(Aに抱き着く葉山を見る生徒：葉山よく耐えたなぁ、けど顔怖かった。)
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水煮缶(プロフ) - 舞さん» 割とネタが無いとグダりますが楽しんで頂けて嬉しいです。番外編は纏まり次第＆本編が進み辛くなったら追々作ろうかと思ってます。 (12月11日 8時) (
レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - この作品面白いです。番外編でリクエストで夢主と十傑の先輩方と初めて会うお話が読みたいです。特に寧々先輩やもも先輩！あと先輩や四宮シェフと料理するお話も読みたいです！ (12月11日 0時) (レス) id: 04e22e07c5 (このIDを非表示/違反報告)
水煮缶(プロフ) - ミホさん» 拝読頂きありがとうございます。えりなと新戸からの呼び方でしたらあだ名を設定していますので【苗字、あだ名の設定】からあだ名を設定して頂くと可能となります。 (12月7日 12時) (レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - ニコイチの絡みは何度読んでも楽しいです！更新いつも楽しみにしてます。ですがえりなたちが主人公を呼ぶ時、名前が出てないんですが何故でしょう？ (12月7日 7時) (レス) @page48 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水煮缶 | 作成日時：2023年11月16日 0時
