【高等部1年】460 ページ15
葉「…まさか退学になってる事自体知らねぇのか？」
『そうじゃなかったら平然と学校来ないよね…えりなに連絡する。』
嘘だろうと言いたいAだが授業開始まで15分を切っていた為、急いでえりなに電話を掛けるとすぐに電話は繋がった。
『あ、えりな？退学になったあのクズが学校に来てる。』
え《何故？確かに退学通知は送ったわ。…保護者の方に連絡を取らせるわ。》
『ん、頼んだ。』
えりなが保護者と連絡を取ると言うと電話は切れ、Aは呆れたように溜息を吐く。
『はぁ…。親から連絡が行けば退学になってるって分かるでしょ。』
葉「分かる以前の問題じゃねぇか？まぁこっちからすれば行動が読みやすい馬鹿で助かるけど…新戸に食戟の準備と全員に今の報告しといたからな。」
『ん、ありがと。』
Aが通話する間に十傑全員に例の生徒が学校に来ている事と別で新戸に食戟の準備を頼んでいた葉山の報告に目の前の生徒３人は静かに目を見開く。
A「食戟って…A様に挑む場合はペアのみですよね？」
『通常はね。クズに限っては対策としてちょっと変則ルールになってるよ。』
葉「ま、食戟になったら分かるさ。」
授業開始５分前になるが既に生徒が揃っていた為Aは欠席確認をし全員出席していると確認すると今日の課題を説明し手本としての調理を始めようとしたが調理室の扉が
勢いよく開いた事で生徒の視線は扉に集まった。
「お前っ、この俺を退学にしたのか!!ふざけるなよ!!?」
『(うるさっ…)…喧しいクズは無視して良いよ。じゃあ調理を―』
「この…！お前なんかが俺をシカトして良いとでも思ってんのか!?」
喚き散らす生徒の手にはスマホがありついさっき退学の事を知ったと分かるとAは吉野を一瞥すると既に調理台の淵からスマホのカメラを覗かしていた。
『(ナイス吉野…)…お前みたいな学園の校則を守らないで勝手に退学になったクズを相手にする時間はない。』
葉「…そもそも、自分で蒔いた種だろ。文句を言われる筋合いはねぇよ。」
「は…葉山には聞いてねぇ、俺が聞いてるのはこいつだ！」
選抜や
葉「(ｲﾗｯ)…選抜にも出てねぇ、挙句零席の試合で調理も出来ずに退学になったクズが何言ってんだ。」
(葉山の沸点6割超え)
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水煮缶(プロフ) - 舞さん» 割とネタが無いとグダりますが楽しんで頂けて嬉しいです。番外編は纏まり次第＆本編が進み辛くなったら追々作ろうかと思ってます。 (12月11日 8時) (
レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - この作品面白いです。番外編でリクエストで夢主と十傑の先輩方と初めて会うお話が読みたいです。特に寧々先輩やもも先輩！あと先輩や四宮シェフと料理するお話も読みたいです！ (12月11日 0時) (レス) id: 04e22e07c5 (このIDを非表示/違反報告)
水煮缶(プロフ) - ミホさん» 拝読頂きありがとうございます。えりなと新戸からの呼び方でしたらあだ名を設定していますので【苗字、あだ名の設定】からあだ名を設定して頂くと可能となります。 (12月7日 12時) (レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - ニコイチの絡みは何度読んでも楽しいです！更新いつも楽しみにしてます。ですがえりなたちが主人公を呼ぶ時、名前が出てないんですが何故でしょう？ (12月7日 7時) (レス) @page48 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水煮缶 | 作成日時：2023年11月16日 0時
