【高等部1年】458 ページ13
解体中にキョンとサルを回収しに来た近くの役所の者が来た事で気絶させた二匹は罠箱から檻に移され軽トラックで運ばれていった。
『…ドナドナ。』
葉「売られるのは子牛じゃなくてキョンとサルだからちょっと違うけどな。」
『大して変わんないよ。』
鶴「その民謡よく知ってるね…。」
司「小学校の音楽であったなぁ。」
そんな事を話しながらキョンとサルが軽トラックに揺られる光景を見送るとA達４人と他メンバーは吉野と小林の解体が終るのを待つ。
竜「解体出来たぜー！」
吉「こっちも終わったよー！」
『お疲れ。』
鶴「いやぁ、解体委出来ると聞いていたけど手際が良いねぇ。こっちもさっきの猪と一緒に送ろう。」
葉「俺とAは今回穴熊とウサギは大丈夫なんで５人に分けて下さい。」
『私たちは使った事あるけど、他は使ったこと無いし量もそんな多くないんで。』
Aと葉山の申し出に鶴喰も了承し解体したばかりの兎と穴熊を熟成させるよう使用人し指示するとAと葉山に調理をお願いした。
鶴「二人が言っていた食材は揃っているから、いつも通り好きに使って構わないよ。」
『はい。』
葉「ありがとうございます。」
鶴喰に礼を言うとAと葉山は勝手慣れた様に着替えを手に更衣室に向かいコックコートに着替え、いつも使用している厨房で準備に取り掛かる。
調理中に鶴喰やタクミ達が調理を見学していたが手を止める事無く行きのバスで言っていた品を仕上げると各々にサーブを行う。
『さっき言った熊・穴熊・カンガルーのハンブルグです。』
葉「特性のケイジャンスパイスを使ったフライドベアです。」
サーブされた品を前に鶴喰やメンバー、吉野や竜胆達もその馨しい香りに誘惑されるように好きな方の品から手を付けるとそれぞれの品を高評しながらも食べる手は止めなかった。
『(ﾐﾁﾁｯ)…んっ、試験の時よりも美味しい。』
葉「(ﾎｯ)そりゃ良かった。」
第三試験と同じ品だが調理した時の心境の違いからかAも美味だと満足気な顔でフライドベアを食べているのを見た葉山は内心でほっと安堵しAの品に手を付ける。
葉「(ﾓｸﾞｯ)…やっぱこれ美味いな。」
『(ﾐﾁｯ…ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ)』
葉「夢中か…。」
無言で黙々と食べるAは返答はしないが葉山が美味いと言った事に良かったと言いたいのか一つ頷くのを見てから主に小林と吉野が騒がしい中再び食事を進める。
(��に入る頃に2年になれば良いな…。)
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水煮缶(プロフ) - 舞さん» 割とネタが無いとグダりますが楽しんで頂けて嬉しいです。番外編は纏まり次第＆本編が進み辛くなったら追々作ろうかと思ってます。 (12月11日 8時) (
レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - この作品面白いです。番外編でリクエストで夢主と十傑の先輩方と初めて会うお話が読みたいです。特に寧々先輩やもも先輩！あと先輩や四宮シェフと料理するお話も読みたいです！ (12月11日 0時) (レス) id: 04e22e07c5 (このIDを非表示/違反報告)
水煮缶(プロフ) - ミホさん» 拝読頂きありがとうございます。えりなと新戸からの呼び方でしたらあだ名を設定していますので【苗字、あだ名の設定】からあだ名を設定して頂くと可能となります。 (12月7日 12時) (レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - ニコイチの絡みは何度読んでも楽しいです！更新いつも楽しみにしてます。ですがえりなたちが主人公を呼ぶ時、名前が出てないんですが何故でしょう？ (12月7日 7時) (レス) @page48 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水煮缶 | 作成日時：2023年11月16日 0時
