【高等部1年】457 ページ12
参加した狩猟で狩った獲物が頂けると吉野以外にも水戸や司達も鶴喰に礼を言っていると他のメンバーが獲物が入った罠箱を台車で押しながら戻って来た。
タ「罠箱…？」
『さっき言ってたやつだね…兎掛かってる。』
葉「あ、こいつさっきいた奴じゃねぇか？」
他の罠箱を見ると兎以外に猿や穴熊も掛かっていたが先程山で遭遇したキョンも罠箱に入っており、Aは近くで見ようと近寄ると犬のような悲鳴のような大きな鳴き声に驚き葉山の隣に戻った。
葉「なんつーか…気持ち悪い鳴き声だな。」
『うん…ビックリした。キョンって在来種ですか？』
鶴「いいや、外来だよ。元は中国や台湾に生息してたんだけど…日本にもいるにはいるけど、ここで見るとは思ってなかったな…。」
吉「じゃあ狩猟鳥獣に入ってないんですか？」
鶴「あぁ、キョンは指定外になっていないから本来は捕獲許可が無いといけないんだ。」
司「それって大丈夫じゃないですよね？」
捕獲許可が無いならとA達は目の前の罠箱に入ったキョンをどうしようと思いながら見ると鶴喰は大丈夫だと言う。
鶴「さっき罠箱を回収する前に行政に連絡したら回収に来ると言っていたから問題無いよ。」
『(ﾎｯ)良かった。』
竜「あたしもアマゾンとかで結構同じ事あったけど…罠猟の怖いとこってこれなんだよな〜。」
吉「銃猟は選んで狩るけど罠猟って何が掛かるか分かんないですからねぇ…。」
葉「何が生息してるか把握してても…外から入ってきたら気付きようもねぇな。」
『特に山なんて柵で囲ってる訳じゃないし…。』
今回はお咎めなしとは言え流石に肝が冷えたがどこから来たのか分からないキョンはそのままに罠箱に入った兎や穴熊を気絶させる。
吉「私ウサギ捌いて良いかなー？」
『良いんじゃない？ついでに水戸に教えてあげれば？』
水「頼むぜ悠姫！」
竜「じゃあサルはあたしが捌くかなー。」
葉「穴熊じゃなくてですか？」
タ「というか…サルは大丈夫なんですか？」
鶴「うーん、有害指定には入ってるけど狩猟は出来ないんだよね。」
サルもキョン同様に引き取りに来ると言うと小林は残った穴熊を捌くと言い気絶した穴熊を持ち、教える為かタクミを引き摺って解体場に向かった。
葉「司さんは見なくて良いんですか？」
司「いや…俺は遠慮しておくよ…。」
『(…根性もモヤシだった。)』
解体している方向を見ないようにしている司に対しAは内心静かに根性がないと思っていた。
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水煮缶(プロフ) - 舞さん» 割とネタが無いとグダりますが楽しんで頂けて嬉しいです。番外編は纏まり次第＆本編が進み辛くなったら追々作ろうかと思ってます。 (12月11日 8時) (
レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - この作品面白いです。番外編でリクエストで夢主と十傑の先輩方と初めて会うお話が読みたいです。特に寧々先輩やもも先輩！あと先輩や四宮シェフと料理するお話も読みたいです！ (12月11日 0時) (レス) id: 04e22e07c5 (このIDを非表示/違反報告)
水煮缶(プロフ) - ミホさん» 拝読頂きありがとうございます。えりなと新戸からの呼び方でしたらあだ名を設定していますので【苗字、あだ名の設定】からあだ名を設定して頂くと可能となります。 (12月7日 12時) (レス) id: ce3b36afc7 (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - ニコイチの絡みは何度読んでも楽しいです！更新いつも楽しみにしてます。ですがえりなたちが主人公を呼ぶ時、名前が出てないんですが何故でしょう？ (12月7日 7時) (レス) @page48 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水煮缶 | 作成日時：2023年11月16日 0時
