翔平の部屋 ページ12
トントントン
ノックをすると、ドタバタした足音がして翔平さんが部屋を開けてくれた
翔平「やっぱAだ！俺つい、走ってきちゃった」
「部屋で走らないで下さい笑」
はい、すみません と言い翔平さんはドアを閉める
翔平「な、せっかくだし外出ね？ さっきベランダ出たらすげぇ星綺麗なの」
「？ そうなんですか？ 」
どうしたんだろ、北人さんの影響かな
今までそんな事一言も発したことがないため、つい驚いてしまう
ガラガラ
外に出ると、確かに翔平さんの言った通り、星空が一面に輝いていた
「…綺麗」
私はベランダの柵に手を置く
翔平「な！だろ！これ、お前に見せたくてさ」
「はい、本当に素敵です」
私は笑顔で翔平さんを向くと、翔平さんもまた
笑顔で私を見た
「あ！それで、話って何ですか？ 相談なら何でも聞きますよ？」
翔平「えっ、あ、そんな事もなきにあらず…。
お前、ちゃんと覚えてたんだな」
「そりゃ、まー。無いなら帰りますよ？」
翔平「いや、まぁ落ち着きたまえ。うん、俺は
言うと決めたんだ。ゴホン、なぁA」
私の名前を呼ぶ翔平さんの顔は暗くてあまりよく見えないが、いい声なのは確か
なんだか、落ち着くなぁ
私はもう一度、夜空を見あげる
「あっ」
ヒュ〜 ドンドン ドンドン！
なんと、夜空の中に花火が打ち上げられた
「うわ、翔平さん！！花火！！」
翔平「え！何！あ、花火！って、え、俺今お前に
大事な事言ったんだけど、聞いてなかった？」
「えっ？」
花火の音で、翔平さんの声は掻き消されたのだろう
全く何も聞こえなかった
「す、すみません。もう一度お願いしてもいいですか？」
翔平「はっ！？ まじかっ！ こ、この花火のばかやろーーー！！」
花火に向かって叫ぶ
近所迷惑ですよ と笑って返す
最後に大量の花火が打ち上げられた、ようやく
終わったようだ
「はぁー、本当翔平さん最高です！花火に叫んでる人初めて見ました！笑笑」
翔平「はっ？なんなら、もう一度叫ぼうか？」
「えっ？」
もういいです そう言う前に彼の口が大きく開かれる
翔平「お前のことが好きだーーー！！！
「このばかやろーーー！！！」
えっ？
はースッキリした そう言って翔平さんは先に部屋へと戻る
「えっ？どーゆう意味ですか！？翔平さん？」
私もすぐに部屋に戻り翔平さんに問い詰めても
翔平さんは さー？ と言って何も答えなかった
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りんのすけ(プロフ) - honeymilk さん >> きがまわらなくてすみませんm(__)m 載せておきましたので、是非そちらもよろしくお願いします。 (2019年6月19日 22時) (
レス) id: 2c095eab31 (このIDを非表示/違反報告)
honeymilk - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 この物語パート2ってことはパート1もあるんですよね？ ならパート1に行ける様にURLを載せていただけませんかね？ (2019年6月6日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
りんのすけ(プロフ) - @北人LOVE さん 読んでいただきありがとうございます(о´∀`о) (2019年1月23日 23時) (レス) id: 4e7aa46760 (このIDを非表示/違反報告)
北人LOVE - ヤッホーです！こっちも読みました！面白かったです (2019年1月23日 21時) (レス) id: 2dccddcfb6 (このIDを非表示/違反報告)
りんのすけ(プロフ) - @LOVETHE RAMPAGE さん ありがとうございます！定期的にはあげられないと思いますが頑張ります！ (2019年1月11日 23時) (レス) id: 8d83f88021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんのすけ | 作成日時：2019年1月4日 8時
