SixTONESの紅一点は田中家の長女！

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樹side



飯「樹くん…」


「あぁ ごめん ちょっと…」


そうだ
花の話聞くばっかりで
Aの話を聞こうともしなかった


北「お前なんでそんな大事な物の事を忘れてんだよ」

飯「ごめんなさい 私が欲しいって言ったから」


しかも これはAが高校生になってすぐ始めたバイトで初任給で作ってくれたオーダーメイドのもので

あの時泣くほどすっごい嬉しかったのに

なんで忘れちゃったんだろう

しかも他の人にプレゼントだなんて相当傷付けた



大「飯田さんもさ その演技やめたら？」


飯「え？」


大「北斗あの動画樹に見せてあげて」

北「うん」




「なにこれ」



北「Aが目腫らして楽屋戻って来た日あったろ あの時にコイツに言われたんだよ」

そこにはにわかに信じがたい言葉が飛び交っていた

「嘘だろ」

大「嘘じゃないよ ね？ 飯田さん？」

「っ花？」

飯「〜っ さようなら」


優「おい待てよ せめてAに謝ってから消えろ」


コンコンコンッ ガチャ


照「なぁ 俺らの楽屋きてA号泣してんだけど誰？原因」

辰「今まで泣いてるとこ見た事なかったのに誰だよ」

そうだ Aはこの境遇に負けないように人一倍努力して常にSixTONESの事を考えてた
だから泣いてる姿なんて全く見ていない

優「お前らだよ Aんとこ早く行って謝って来いよ」

照「樹と…誰こいつ？」

飯「え、なんで私ここまでこんな扱いされなきゃいけないのよ」

辰「なにその態度」
「謝ってもらおうかと思ったけどコイツは会わせたくないや」

飯「言われなくても消えるわよ」


大「Aは？」

照「舘さんに抱っこされながら泣いてる」
「今日は俺らんとこでAみるから帰り誰か迎えに来てくれない？」


大「俺が連れて帰る」

照「わかった」


辰「まだファンの人に浸透しきってなくて、仕事にも影響出てないからいいけどAが泣いてんだから反省しろよ」

「はい…」


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照side


「ただいま」


Aは舘さんにしがみついたまま寝てる
目も擦ったからか真っ赤だし、腫れてるし
なんでこんな頑張ってるやつが傷付けられなきゃいけないかったのか納得がいかない


涼「解決した？」

照「どちらかというとしてないけどあの女と会わせたくないから帰らせた」
「今日は京本がAを連れて帰るって」

涼「そっか」


いつもファンの人からもロイヤルな貴族だって言われてるけどこの時の舘さんの目は怒りしかなかった

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