SixTONESの紅一点は田中家の長女！

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大我side


北斗よりもAが限界みたいで先にキレた
北斗は怒りをぶつけられなくなって立ったままだよ…



樹「花だよ」




『あーあ なんでこんな奴が兄なんだろう 胸糞悪りぃわ』



ちょっと待って
キレたAが怖すぎて俺ら口出し出来ない雰囲気なんだけど
ジェシーと慎太郎なんて間に高地挟んで縮こまってるし



樹「は？」



『ファンの人に家族想いの人 とか言われてるのはやっぱキャラだったんだね』
『目の前に 誰かさんの彼女に傷付けられた家族もいるのに気付かないで』


ー 樹に背を向けながら言うA ー


『最低 もう二度と面見せんな』


ー 顔だけ樹に向けて睨みつける ー


樹「なんだよ その言い方は よ」


『こんな奴お兄ちゃんじゃないし』
『ここに居たくないわ』


樹「おい、待てよ」


『んだよ 触んな』





ドゴッ




ー 樹を思い切りソファーに蹴り飛ばす ー
ー 両手でソファーにいる樹の胸ぐらを掴む ー



『言っておくけど その人差し指に着いてる指輪』



『SixTONES結成記念にAが頑張って働いてオーダーして作ってプレゼントした物なのに』
『簡単にオーダーして、同じもの作って、人にお揃いってプレゼントして Aの気持ち考えてよ！！』




ー 樹から離れ楽屋口のドアノブに手を掛けた ー



『まぁ どうせプレゼントした時の事なんて覚えてないんだろうけど 喜んで泣いてくれたの あれ嘘だったんだね』





最後に笑って出て行っちゃったけど
あの笑顔は本当の笑顔じゃなくて
悲しみを含んだ絶望感のある笑顔だった

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