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シ｢何が言いたいんだ？｣
敏感にスネイプの嫌味に反応しては､今にも襲いそうな程､殺気だって睨みをきかす｡
ス｢別に他意はない｡君はイライラしてるだろうと思ってね｡何も役に立てなくて｡''騎士団''の為にね｣
今度はシリウスが赤くなる番だ｡唇をかみ締め､怒りを制御しているようだが､時間の問題だろう｡
スネイプの嫌に勝ち誇った笑みは､私に呆れた笑いを誘ってくる｡
ス｢校長が君達に伝えるようにと私を寄越したのだ、ポッター､ブラック｡校長は来学期に君達が閉心術を学ぶことをお望みだ｣
『何て？』
聞き間違いだろうか？閉心術と聞こえたような気がした｡
聞き返すと､スネイプは嘲り笑いを口元に広げてもう一度口を開いた
ス｢閉心術だ｡外部からの侵入に対して心を防衛する魔法だ｡非常に役に立つ｣
私の心臓が､高速に鼓動し始めた感じがした｡外部の侵入に対する防衛…
確かにトムのこともあったし､タイミングがよすぎるような気がしてしまう｡
それに皆で私とハリーは､取り憑かれてないって話したし…
ハ｢どうして？僕達が？｣
ス｢校長がそうお考えだ｣
サラリと言ってしまうその言葉に､
ス｢一週間に一度個人教授を受ける｡何をしているかは誰にも言うな｡ドローレス・アンブリッジには｣
『分かってます｡』
ハ｢それで誰が教えてくださるのですか？｣
すると､嫌にスネイプの眉は吊り上がった｡
ス｢────私だ｣
私は､妙に腸が溶けていくような感覚に襲われた｡正しく云えば､吐き気だ
私とハリーは､助けを求めるようにシリウスの顔を見上げると､それに応えるようにして喰ってかかった｡
シ｢どうして､ダンブルドアが教えないんだ？何でお前が？｣
ス｢我輩が知るわけない｡あまり喜ばしくない仕事を委譲するのは校長の特権なのだろう｡言っておくが､この仕事を懇願した訳では無い｣
滑らかに言葉の羅列を並べると､椅子から立ち上がった｡もう話すことはないとでも言うように
ス｢月曜の夕方6時に来るのだ｡私の研究室｡誰かに聞かれたら､補習だと言え｡私の授業での君達を見た者なら、補習の必要性を否定するまい｣
スネイプと自然と接触できる機会が出来たのは嬉しいが､こんなのは望んでいない｡
マントを羽織り､立ち去りかけたスネイプにシリウスは椅子を座り直し､口を開く｡
シ｢ちょっと､待て｡｣
そんな彼の言葉に､スネイプは冷徹な笑みを浮かべ､顔だけ向けた
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おにぎり食べたい(プロフ) - Kaitlynさん» 好きと言っていただけてとても嬉しい限りです。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします (2020年7月26日 22時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり食べたい(プロフ) - ここさん» ありがとうございます！これからも精進していきます (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
Kaitlyn(プロフ) - この作品、とっても好きです！いつも楽しませていただいています！更新無理せず頑張ってください！ (2020年6月15日 10時) (レス) id: 69a5a743e4 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 頑張って下さい! (2020年6月14日 21時) (レス) id: 5a429e5578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年6月14日 19時
