347 ページ47
『シリウス！』
秘密の抜け道を抜けて、ハニーデュークスの地下でシリウスと会う。
シ｢さてと、妻も来たことだ。どこへ行こうか？｣
彼はニヤリと笑った。その理由は至って単純明快だ。私が息を上げてまで走ってきたからだろうな。
私は少し息を整えてから、ゴクリと唾を飲み込んだ。
『その前に！シリウスがそのままじゃこの外だって出歩けないよ』
シ｢私が犬になればいいんだろ？｣
私はチッチッチッと指を揺らして、ニヤリと笑った｡
『ホグズミードには、ハリー達がいるようだしそれじゃダメだよ｡』
｢じゃあ、どうする？｣とはてなを浮かべてるシリウスを見ながら私は片腕をバックの中に突っ込んだ｡
ガチャガチャと色々とバックの中に中のものが倒れたような気がしたがまぁいいだろう｡
小さな瓶を掴むことが出来たなら、私はにんまりと笑ってシリウスの顔の目の前に突き出した｡
『これを飲めば一件落着だよ』
シ｢────待て待て、それはなんだ｣
いかにも怪しいと目付きが訴えてくるが私は至って真面目に言った｡
『白い動物になれる薬さ。シリウスのことだからホワイトドッグにもなるんじゃないかな？』
シ｢────A、君って人は…｣
少し笑いながら頭を抱えたシリウスにニヤリと笑って答えた｡
『誰かに似てた？』
シ｢ああ似ているとも────私とヴァンにね｣
ハリーside
ハ｢それじゃあ、お店でも覗いてみようか？｣
僕らは、ぶらぶらとダービッシュ・アンド・バングズ店のほうに歩いて行く｡
窓には大きなポスターが貼られ、ホグズミードの村人が二、三人それを見ていたが僕らが近づくとサッと避けた｡
またしても、脱獄した十人の死喰い人と向き合ったという訳だ｡
"魔法省通達"と書かれたポスターには、写真の脱獄囚の誰か一人でも、再逮捕に結びつくような情報を提供した者には、一千ガリオンの懸賞金を与える。
そう書かれていた｡
チョ｢おかしいわね… シリウス・ブラックが脱走したときは、ディメンターがホグズミードにまでいたのに今回はいないわ｡｣
ハ｢そうだね｣
ベラトリックスから無理やり逸らし、ハイストリート通りの端しから端しまで視線を走らせた｡
ハ｢うん、たしかに変だ｣
ディメンターは脱獄した死喰い人を探そうともせず…もはや、魔法省はディメンターを制御出来てないように思える｡
そう考え、ハイストリートを眺めているとAと白い犬が仲良く歩いているのが見えた｡
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おにぎり食べたい(プロフ) - Kaitlynさん» 好きと言っていただけてとても嬉しい限りです。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします (2020年7月26日 22時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり食べたい(プロフ) - ここさん» ありがとうございます！これからも精進していきます (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
Kaitlyn(プロフ) - この作品、とっても好きです！いつも楽しませていただいています！更新無理せず頑張ってください！ (2020年6月15日 10時) (レス) id: 69a5a743e4 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 頑張って下さい! (2020年6月14日 21時) (レス) id: 5a429e5578 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年6月14日 19時
