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『見えないね』と笑いながら返事をすると、ロンは｢だろ？｣と苦笑して羽根ペンを止めた｡
ロ｢それでどうだったんだ？｣
如何にも興味があるとでも言うようにロンは私とハリーの顔を交互に見た｡
ロンとハーマイオニーの後ろにある窓にいつもよりか青白く傷跡がくっきりと見えた私とハリーの姿が見えた｡
それを見た途端、寒気を感じて額の傷を癖のように触る｡
ハー｢ねぇ、2人とも大丈夫なの？｣
ハ｢僕は────大丈夫…なのかな｣
ハリーがそう答えるのも無理はない。私も額の傷がズキズキと痛み出している｡
『それより聞いて、2人とも────今さっき起こった事なんだけど』
私は、今しがたハリーから聞いた事､推測できることを2人に根気よく話した｡
マダム・ピンスが微かに靴の軋む音を立てて通り過ぎる間
ロ｢それじゃ、それじゃ君たちが言いたいのは────例のあの人が探している武器は､魔法省の中にあるって事？｣
ハ｢多分ね｡詳しくは"神秘部"の中だ。間違いない｣
ハリーが囁くとハーマイオニーは納得いかなさそうにして顔を険しくさせている｡
『確証はあるし､理由も根拠もある』
ハー｢どんな確証なの？A｣
ハーマイオニーは､ハーマイオニーなりにも進んで理解しようとしてるようで私は安堵した｡
『アーサーおじさんが私とハリーを尋問の法廷に連れて行ってくれた時､その扉を見たんだ｡蛇に襲われた時におじさんが守っていたのは絶対に同じ扉だよ』
ハーマイオニーは、長い溜息をフッーと漏らした｡
ハー｢そうなんだわ｣
ハーマイオニーの溜息混じりの声にロンはイライラしながら｢何が？｣と聞いた｡
勿論私もそのため息の意味を知りたかった｡
ハー｢考えても見てよ､スタージス・ポドモアは"魔法省"のどこかの扉から忍び込もうとした────その扉だったに違いないわ｣
｢偶然にしては出来すぎだもの！｣と彼女は突き止めたに発したとは反対に私は｢うーん｣と頭を悩ませた｡
ロ｢いや待って、なんでスタージス何かが忍び込むんだよ。味方だろ？｣
ご最もの意見だ。味方のスタージスが…ダンブルドアがそんな命令を出すだろうか？
事の成り行きを考えるなら
まっ、ただの考えでしかない。私はそう思うと気楽にフッと笑った｡
ハー｢そうね、確かにおかしいものね｣
ハ｢それで、神秘部には何があるの？ロン。何かおじさんから聞いてない？｣
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おにぎり食べたい(プロフ) - Kaitlynさん» 好きと言っていただけてとても嬉しい限りです。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします (2020年7月26日 22時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり食べたい(プロフ) - ここさん» ありがとうございます！これからも精進していきます (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
Kaitlyn(プロフ) - この作品、とっても好きです！いつも楽しませていただいています！更新無理せず頑張ってください！ (2020年6月15日 10時) (レス) id: 69a5a743e4 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 頑張って下さい! (2020年6月14日 21時) (レス) id: 5a429e5578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年6月14日 19時
