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ネ'祖母｢またかね？｣
少しうんざりした声を出しながら､肩を竦めた｡そして､ため息をつきながら､サッと言った
ネ'祖母｢よしよし､アリスや────ネビル、何でもいいから、受け取っておあげ｣
そう言われる前にネビルは､もう手を差し出して､その手の中へ､母親は＜よく膨らむドルーブル風船ガム＞の包み紙を落とした
ネ'祖母｢まあ､いいこと｣
楽しそうな声を取り繕い､母親の肩を優しくポンポンとするお祖母さんの隣でネビルは小さな声で呟いた｡
ネ｢ママ､ありがとう｣
その声は､春風のように優しく､心地がいい｡鼻歌を歌いながら､少しヨロヨロと歩き出す母親の姿が何とも胸を痛ませる｡
そしてネビルは､私達の顔を見渡した｡まるで｢笑いたければ､笑え｣とでも言うように挑むような表情で…
今までの人生で､こんなにも笑いから程遠いものを見たことが無い｡
『ご冗談をよしてよ』
何とも言えない表情で言った私にネビルは､目を丸くして､床へと視線を落とした｡
ネ'祖母｢さて、もう失礼しましょう｣
妙に淡々と､冷めたような声は何故か耳につく｡"慣れ"というものは､恐ろしいなとつくづく思う
ネ'祖母｢皆さんにお会いできてよかった｡ネビル､その包み紙はクズ籠にお捨て｡これまでにもらった分で､もうお前の部屋の壁紙が貼れるほどでしょう｣
しかし､2人が立ち去る時､ネビルが包み紙をポケットに滑り込ませたのを確かに見た｡
きっと隣に居たハリーも見えた筈だが､何も言葉を交わさずとも確かにお互いに通じ合った｡
｢これは､秘密にしなければならない｣と
ハー｢知らなかったわ｣
涙を含むような声に振り向くと､涙がもうこぼれ落ちてしまいそうだ｡
ロ｢僕もだ…｣
ジニ｢私もよ､｣
掠れたような囁く声で言った3人は、私とハリーをじっと見つめる｡
ハ｢僕ら､知ってた｣
心底暗い声を出すハリーの隣で私は､ハリー同様に暗い声でつけたす｡
『ダンブルドアが話してくれたんだ｡でも誰にも言わないって約束した｡── ベラトリックス・レストレンジがアズカバンに送られたのは､その為だったんだ』
ロ｢その為って？｣
ゴクリとロンの唾を飲み込む音が聞こえると同時に､口を開く
『ネビルの両親が正気を失うまで＜礫の呪い＞を使ったからだ』
その言葉は､空気を切り裂くように振動しては､静かに消えていき､ハーマイオニーの恐ろしそうな声が響く
ハー｢ベラトリックスって､クリーチャーが巣穴に持っていた､あの写真の魔女？｣
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おにぎり食べたい(プロフ) - Kaitlynさん» 好きと言っていただけてとても嬉しい限りです。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします (2020年7月26日 22時) (
レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり食べたい(プロフ) - ここさん» ありがとうございます！これからも精進していきます (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7bee581076 (このIDを非表示/違反報告)
Kaitlyn(プロフ) - この作品、とっても好きです！いつも楽しませていただいています！更新無理せず頑張ってください！ (2020年6月15日 10時) (レス) id: 69a5a743e4 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 頑張って下さい! (2020年6月14日 21時) (レス) id: 5a429e5578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにぎり食べたい | 作成日時：2020年6月14日 19時
