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教室に帰るまでの道のり、ずっとさっきの爆豪くんとの戦闘の事を考えていた。
私が気を失ってしまったのはいつだろうか…
最後はアドレナリンでどうにか動いていた状態だったから全く記憶がなかった。
『覚えてないな…』
「だろうな」
『きゃあ!』
爆豪くん?!
『えっ…なんでいるの?』
「いちゃいけねぇのかよクソが!」
『そういう事じゃないけど…』
…うわぁ
何だかとても気まずい。
あの時の記憶が全くないので、あの時の私の言動が変だったらどうしようと考えていた。
「…戻るぞ教室…」
『あっうん。
…ねぇ爆豪くん。私あの時なんか変なこと言ったりしてた…?』
「クソ生意気だった
怪我さして悪かった…
……あと深く探り入れようとして悪かった」
その言葉はあまりにも唐突だった。
なんの心の準備もしていない状態でその言葉を聞いてしまい、胸がぎゅっと掴まれたような感覚もありながら、心臓の音も次第に大きくなり早まる。
爆豪くんがあんなこと言うなんて。
なんだろむず痒い
『ううんこっちもこっちでガンガン行っちゃって…怪我とかさせてたらごめんね…!』
「お前の個性でなるかよばーか」
そう言って爆豪くんはクシャッと笑ってみせた。
その瞬間
なにこれ
世界が止まって見える。
私たちだけしかいないみたいな感覚だ。
こんな感情今まで味わったことも無い。
顔が熱いな。
なんかフワフワする。
火照った顔を覚ましたがら
私は爆豪くんの後ろ姿を追いかけ教室へと戻った。
・・・・・・・・・・・・・・
更新遅くなってしまい申し訳ありません…!
テストがあったので長らくお休みさせて頂いておりました。
テストが終わりましたので更新再開していこうと思います(*ˊ˘ˋ*)
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作者名:China | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/China84762170
作成日時:2018年10月4日 18時