【ヒロアカ】雪の結晶爆豪勝己 (ページ19)

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『ハァハァ…！』

｢なんっだてめぇもう弱ったんか！？？！｣

『…違うし…』

本当はもう限界に近い、個性の使いすぎで体が冷えてきている。
ガタガタと震え、もうあることも難しく、立つことだけに力を使っている。

｢じゃあまだやろうじゃねぇか…！！！！｣

そう言って爆豪くんはまた向かってきた。

『ふ…ぶ……………き……』

バタッ

｢はっ…？｣

からだを地面に思いっきり叩きつけて倒れてしまった。

私はそこで意識を手放した。

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｢あっ！ちなみちゃんが倒れた！！！
オールマイト！もう試合を辞めさせてあげてよ！！！｣

｢そうだぜ！オールマイト！霜月さんの顔色ほんとにやべぇって！｣

｢…爆豪少年！霜月少女をこっちまで運んできてくれるかい？｣

｢…おう…｣

｢緑谷は…！あっ！核回収してる！って！また手がボロボロ！｣

｢緑谷少年は飯田少年に任せていいかい？」

｢はい！承知しました！｣

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『……っ』

目を開けるとさっきまでの暗い部屋じゃなく明るい部屋のベットで私は横になっていた。
ベットに寝ているということはここは保健室だろう。

｢おや？起きたかい？｣

リカバリーガールだ。
お菓子を持って私の横に来てくれた。

『はい……ちょっとまだボーッとしてますが』

｢体温が下がりすぎていたよ。今度からキャパを考えて動きなさいね｣

『お騒がせしました…』

そしてお菓子をもらって教室へと向かった。