何度目かの再会【はたけカカシ】 (ページ47)

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四十六度目ページ47

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カカシくんと2人里内を歩きながら通りすがりの男性陣からの熱い視線を感じてはいたが、これは向こうの世界にいた時もそうだったので、特に気にせずにいたのだが、こっちの世界では何故か女性陣からの殺気を込めた視線が送られて来て少し驚いた。

その殺気を向けて来る女性陣は私とカカシくんを交互に見比べている事から、カカシくんの事が好きな女性達である事がわかり、カカシくん声をかける。

『カカシくんて、凄いモテるんだね。先から女性達からの視線が痛いよ』

「いや、ミヅキに言われたくないけどね。先から里の男共がミヅキのこと見て鼻の下を伸ばしてるよ」

そうお互い平然とした態度で話してしていると前方に何処か懐かしい建物が見えて来たので、前方の建物を指を差してカカシくんに問うた

『あ、アカデミーってあれだっけ？』

「そっ！あれ」

『確かあれの1番上の部屋が猿ちゃんの部屋でしょ？』

私がそう聞くとカカシくんが「正解」と言って頷いたのを見ると、アカデミーまでまだ少し距離がある事を確認するとカカシくんに視線を移し言葉を続けた。

『よーしカカシくん。猿ちゃんのとこまで一気に飛ぶよそのまま捕まってて〜』

「は？いや、ちょっとミヅキ！？」

『はーい、しゅっぱ〜つ！』

「え！？ちょ、まっ！？」

慌てるカカシくんを無視して彼の腰を引き寄せたまま私は時空間操術を発動するとその場から一瞬で移動した。