何度目かの再会【はたけカカシ】 (ページ40)

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三十九度目ページ40

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『ごめんカカシくん、私今回の出張任務で一週間全部ホテルに泊まる予定だったから下着とかは何枚かあるんだけど、寝巻きだけ持ってきてなかった…。悪いんだけどなんか貸してもらえないかな？』

「あー、ミヅキにはオレの服でかいと思うけど、それでもいーならあるよ。ちょっと待ってて」

『全然良い！ごめんねありがとう』

私がそういうとカカシくんは違う部屋に行って少し経った後大きめのTシャツとスウェットを手に戻ってきた。

「はい、これ使って」

『ありがとう。じゃ、お風呂行って来るね』

「いってらっしゃい」

カカシくんにそう言われ、先にシャワーを浴びて来る事にした。

『お風呂ありがとー、ごめんちょっと時間掛かっちゃったね』

「っ………」

『あとズボンなんだけど、やっぱり私にはちょっと大きかったみたいでさ、何回履いてもずり落ちてくるから上だけ借りるね〜』

お風呂から上がってタオルで頭を軽く拭きながらカカシくんに話しかけると、何故か私を見たまま動かなくなった彼に近づき顔の前で『おーい』と手を振ると、はっと意識が戻った。

「っ！！！」

『あ、気づいた。大丈夫？』

「あー、うん、ごめん大丈夫…。じゃあオレも風呂入ってくる」

そう言うとカカシくんは何事もなかったかの様に着替えを持つと居間を後にした。