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Aside




あれ?ここは…?




私死んじゃったんじゃないの?






しばらくぼーっとしてると、背の高い男の人に持ち上げられた。





…………見たことは無いはずなのに、この人のことを知っているような気がする。


不意に口から言葉が出た。




「パパ……?」





パパ…



はは、ちょっと怖いや。




前世では両親にいい思い出はなかったし。



この世界では、かっこよくて優しいパパと、可


愛くてしっかり者のママがいいなぁ。


ま、こんなのは私の願いでしかないけどね!








その背の高い男の人(パパ)はニコリと笑って




「おう!A、家に帰るぞぉ!ママと美味しいご飯が待っている!」




と言った。







そのパパの言葉に、私は思わず笑を零した。




「えへへ、そうだね。」

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作者名:由羅 | 作成日時:2020年3月21日 19時

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