過去３ ページ3
サンジ様と出会って１ヶ月が過ぎようとしていた頃。
今日はサンジ様の部屋に呼ばれて向かっていた。
ｻﾝｼﾞ「Aやっと来た！」
私を見て、駆け寄ってくれるサンジ様。どうやら私が来るのを待ってくれていたようだ。
「今日は何をして遊びますか？」
ｻﾝｼﾞ「今日はコックごっこをしよう！」
サンジ様私の手を引いて来たのは、城にある厨房で、母が働いている仕事場だった。
ｻﾝｼﾞ「おれは料理を作るのが好きなんだ！Aに食べさせてやるよ！」
周りの仕用人に止められても、そこを押し切り、包丁でゆっくりと丁寧に食材を切っていく。
母もその様子を見ていた。
しばらくしてから、
ｻﾝｼﾞ「できた！」
サンジ様が両手に抱えてきたお皿には、黒い形もよく分からないもの。食べ物には見えなかった。
ｻﾝｼﾞ「A！食べてみてよ！」
黒い物体を差し出され、食べるかどうか迷っていると、
母「サンジ様。美味しそうな料理ですね！私にもひと口くださいな！」
周りのコック達は驚いた顔をしていた。
ｻﾝｼﾞ「いいぞ！」
自信満々にナイフとフォークを母に渡す。それをとても美味しそうに食べる母。
母「これは美味しいですね！サンジ様は料理の天才です！ぜひまた作ってください！」
数分かけて全て食べきった母。その時私は純粋に凄いと思った。普通目にしたただけで、食べ物ではないと判断してしまうものを嫌な顔を一つもせず食べきってしまうのだから。
その夜、部屋に戻ると、母は倒れていた。恐らくサンジ様の料理のせいだろう。しかし母はサンジ様のせいにはしなかった。
王族ではなく、１人の子供が人の為に作った料理。不味い訳がない。と言って、青い顔に笑顔を浮かばせた。
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美兎(・x・)(プロフ) - もこさん» ありがとうございます！！(T_T)テストとかいろいろあったもので...一応受験生なので更新できなくなるかもですけど、よろしくお願いします！ (2017年11月23日 11時) (
レス) id: 1d03fc279c (このIDを非表示/違反報告)
もこ - 続きがとってもきになります(^^)いつまでも待ってますね！ (2017年11月23日 9時) (レス) id: e28375e270 (このIDを非表示/違反報告)
美兎(・x・)(プロフ) - もこさん» わざわざありがとうございます(T^T)２回もコメントを...これからも頑張ります！！ (2017年11月15日 19時) (レス) id: 1d03fc279c (このIDを非表示/違反報告)
もこ - 過去編待ってました！忙しい中、更新頑張ってください（＾_＾） (2017年11月15日 19時) (レス) id: e28375e270 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美兎(・x・) | 作成日時：2017年11月15日 18時
