【ぬら孫】リクオの双子の妹は、チートキャラに近いかもしれない (ページ10)

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リクオに託す思い 9 ページ10

カキンッ

A「おいおい総大将…

本気で刀振りかざすなよ。おまけに気配まで消してくれちゃって。こちとらまだ8歳なんだけど？」

ぬら「だが、止められたじゃねーかい

(8歳でワシの畏を断ち切るとは…少し畏を弱めたものの…ものすごい才能じゃ)」

おじいちゃんは刀を鞘に収めてから、私の頭を撫でた。

…え？いきなりなんだ？

ぬら「A、お前はとても才のある妖怪じゃ。

一時期はお前を3代目にしようかとも考えた」

A「え…」

ぬら「でも、お前の考えはリクオを支える副総大将になることだった。

リクオにも立派な総大将の器がある。そしてA、お前は策士じゃ。リクオと組めば最強になる。そう考えて、リクオを3代目候補にしたのじゃ。」

A「それで何が言いてぇんだ。」

私は怪訝な顔でおじいちゃんを見る。おじいちゃんはふっと笑い、スッと私の横をすり抜けた。

ぬら「ただ、お前が副総大将になった理由を教えたかっただけだと思おとけば良い。

お前は、才はあるが主君の心より、一生の忠誠を誓う武士の心がある。これからも精進せい」

A「ああ」

私は返事をしてから振り返る。だが、そこにはもうおじいちゃんの姿は無かった。

ほんと、ぬらりくらりと…ぬらりひょんの本質フル活用じゃないか…

私は、そのまま歩き雪女を探した。今はちょうど洗濯してる途中だろうし…手伝いに行くか。

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短くてすみません…(._.)