夜の旧校舎5 ページ20
夜になり、私たちは旧校舎前の道に集合した
集まったのは私、リクオ、カナちゃん、島、清継、及川さんこと氷麗、倉田くんこと青田坊の7人。
参加人数と名前を確認したところで、旧校舎に向かった。
てか、氷麗まんまなのになんでリクオ気づかないんだろ？そんな会わないからなのかな？
あと氷麗普通に楽しんでるよね。青田坊はいつも通りだけど。
氷麗「うわー…近くで見ると超不気味ね！」
島「ほんとうに人が出入りしてる雰囲気…ないっすねぇ…」
清継「さっき通った道以外本当に来られないからね……
危なくて近づかないよ」
清継は島の呟きに返答しながら、旧校舎のドアを開けた。
そこは月明かりがほとんど入らず、薄暗い雰囲気を漂わせている。ガラスの破片が散らばってるし、床は穴空いて落ちそうだし、天井の板が今にも外れそうになっている。
どれだけボロいんだよここ…うちの家より年季入ってるように見えるわ
でも、一応水は通っているみたいで蛇口からはピチャン…ピチャン…と水滴が落ちている。
清継「とにかくこと細かく調査だ。
ここに妖怪がいるなら…あの人に通じる何かがきっとあるはずさ‼︎」
私たちは清継を先頭に探検を始めた。
清継と島とリクオが懐中電灯を持ち、カナちゃんはリクオに引っ付き、氷麗は青田坊と笑顔で話していて、私はその後ろを歩く。
ところどころ小妖怪がいるなぁ〜十数人ってとこか？
奴良組じゃないにしろ、こういう妖怪が好き勝手してるのはお父さんが死んでから衰退してナメられてるせいって言ってもいいからなぁ。落とし前つけないと。
まあ私が先回りして妖怪始末してもいいけど、リクオがてんやわんやしてるの見たいしなぁ〜
リクオたちが危ない時以外、動かないようにしようか。
うん、そうしよう。そっちの方が楽で面白い
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山陰のオリキャラ(妖怪)を出すつもりです
続く (更新停止中)
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作者名：ナツ | 作成日時：2018年11月2日 0時
