銃戦 ページ2
カチッ。弾切れだ。
『チッ』
すぐに別の弾へと交換し撃ち続ける。
一人、また一人と狙いを定め撃ち続けていくうちに部屋には仲間しか息をしていなかった。
『クソッ!』
「逃げられたか…」
不正ルートを見つけたは良かったが、組織のボスまでは見付けることが出来なかった。
「すまない。俺が撃たれたばっかりに…」
『悪いと思ってんなら鍛え直せ!』
「おいおい、怪我人にそれは無いだろ」
「本当にお前は厳しい奴だな」
はは、と笑い仲間内の間に笑みがこぼれる。そんな時、一つの薬に目を付ける。
「これは…」
『なんだ、これは』
「新手の新薬かもな」
『その可能性が高いな』
今まで見た事がない形をした薬に4人は釘付けになってみていた。
「鑑定官に頼むしかない」
新薬を箱に入れようとした時、何処からか銃声が鳴る。
『ちっ、くしょ…』
腹部に激痛が走る。弾は貫通し血が止めどなく流れる。
「クソッタレが!」
仲間の一人が叫び撃ってきた敵めがけて弾を一発撃つ。頭に命中し男は倒れた。
「おい!気をしっかりしろ!こんな所で死んだら容赦しねえからな!」
仲間達の叫び声が次第に遠くなっていく。
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Mizuna(プロフ) - 初見、間違って評価を頑張って!っていう側に入れてしまって、本当は10ですよ!また次のお話が読みたいです! (2019年4月16日 13時) (レス) id: df9e804b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リカルナ | 作成日時:2019年3月17日 23時