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◇7 ページ8
『侑李。』
「どうしたの。そんなくらい顔しちゃって。」
『怒られたの。点数悪くて。
どうせ、お父様は私の事駒としか見てないんだよ。
跡継ぎとして。だとか、私のためだ。とか』
「それはきっとふうかのこと心配してるからだよ。」」
心配...?
侑李まで、なんでそんなことが言えるの?
「もっと頑張れば...『もういい!』え...?ちょ」
『いいよね。、侑李は
成績優秀で、何もかもできて。
私は、努力してもお父様の満足いく結果は、どうせ出せないんだよ...。』
「...。そっか。
ふうか...頭ちょっと冷やしてきたら?
このままじゃ、何も出来そうにないでしょ。
これ、鍵。僕のお気に入りの場所の。
今は特別。行ってきな。気分転換に
旦那様には言っておくから。」
『あ、りがと...』
言いすぎたかな。
でも、私はホントのことを...
『どこの鍵だろ。こんな形見たことないな。
』
探してみるか。侑李が言った通り気分転換にも。
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作者名:おとうふぃ | 作成日時:2020年10月4日 8時