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◇3 ページ4

『...はぁ』

勉強も終わって、レッスンも終わった。

あとは、時間が経つのを待つだけ。


?「どうしたの、ふうか。
なんか元気ない?」


『ちょっと。入って来る時はノックして。』


?「いーでしょ。別に」

この人は、知念侑李。
この屋敷で働いている知念さんの一人息子。

つまり、見習い。ということ。



元々、私たちは幼なじみ。

知念さんがこの屋敷に入ってくるまでは。

こんな状況下でも、侑李は態度変えることなく私と接してくれている。

でも、侑李は時々変だ。
朝見かけた時も、キョロキョロしながら下がってくし。

...気にしすぎっていえばそうなんだけど。




『そういえば、侑李
夕方、基本見かけないけど何してるの』

「え...っと いやいや...笑

何してる...って
部屋にいるだけだよ。僕これでもまだ学生なんだから。勉強。」


『そうなんだ。勉強なら私教えてあげるよ?』



「...! 何言ってるの。いいって。
ふうかは、僕と話してくれるだけでいいの。」

『そ?』

「もう元気なら大丈夫だね。
僕これから用事あるから行くから。

じゃあ、おやすみ...じゃないか
おやすみなさい。お嬢様。笑」



『やめてよ。侑李まで。』


「冗談冗談。笑

おやすみ。ふうか。

また来るからね。」


...バタン

どこか不思議なんだよな。
侑李って。

◇4→←◇2



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作者名:おとうふぃ | 作成日時:2020年10月4日 8時

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