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◇2 ページ3
「ふうか、おはよう」
『おはようございます。お父様』
お父様は、大手企業の社長。
いつも仕事のことばかりで忙しい。
だけど、朝だけは一緒に食べる。
それが、お父様の優しさかどうかなんて分からないけれど。
「最近、勉強はどうだ。」
「お嬢様は、成績優秀でございます。
このままいけば...」
「跡取りとして、問題なし。か」
「さようでございます。」
この屋敷では、私=跡取り。
これが普通になっている。
やりたくなんか、ないのに。
「ふうか、引き続き恥じないよう頑張るように。」
『はい。お父様』
やりたくない。なんて言えば何が起こるか。
怖いから、私は今日も従うのみ。
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作者名:おとうふぃ | 作成日時:2020年10月4日 8時