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侑李「ふうか! 旦那様がお呼び。」
『なに、何かあったの?』
侑李「わかんない。僕もこれから聞かされるから。」
...なんだろ、
『まって、今行くから。』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
コンコン
侑李「知念です。お嬢様をお連れしました。」
〈あ、あぁ、入りなさい。侑李くんも一緒に〉
何やら、慌ただしい様子。
『ねぇ何があった思う。』
侑李「ん...。わかんないよ。」
【失礼致します】
しばらくして、何人かの執事。お父様にいつもついてるSPの人たちも入ってきた。
〈ここに呼び出したのは他でもない。
誰かから、'' 代々伝わる家宝を盗む。''と。
私の窓に貼り付けられていた。〉
〈いつも、警備は入念にしているが、今後しばらくは強化していくように!〉
侑李「あーあ...派手なことしてくれちゃって。
また、やらなきゃいけないじゃん。((ボソ)」
え...?
侑李今なんて...?
『え、侑李...いま』
〈侑李くん、警備が強化される中、ふうかのお付きの人も離れることになるだろう。
しばらくは、ふうかの世話など任せたぞ。〉
侑李「はい!了解しました。ニコッ」
さっきの顔とは裏腹に...
なんだろう。このモヤモヤ感...
侑李の顔も気になるけど...
なんでだろう。さっきの名前も知らないあの人の顔が浮かんでくる。
胸騒ぎだけで終わって欲しい。
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作者名:おとうふぃ | 作成日時:2020年10月4日 8時