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＊ ページ13
｢○○...｣
涙目になりながらも、答えてくれた。
ここまで。か
そうか、そうだよな。
俺はアイドルで、○○は一般人。
でも、俺はまだ大好きなんだ。
人生で1番最初に好きになった人だから。
.
【だから、だからね...っ
私、アメリカにいってふさわしくなってくるの。
ほら、私インスタで...向こうの方にスカウトされたの。こっちの撮影に来てくれないか。って】
｢スカウト、か
すげぇじゃん｣
【上手く行けば、活躍出来るかもしれない、、
そうしたらまた日本に帰ってくる、
涼介がまだ私のこと好きで、これからもずっとその時まで...好きでいてくれてたら、きっと...また...】
思わず、小柄な彼女を抱きしめた。
｢俺は、いつまでも○○のこと大好きだよ。
○○が自分で満足できて、帰ってくるまでずっと待ってるよ。｣
【りょぅ、すけ...】
○○は俺の腕の中で、声を殺して静かに泣いていた。
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作者名：おとうふぃ | 作成日時：2020年8月31日 6時
