102話 ページ28
Noside
中学に入ってからは全てを直した。傷は見られないように。着替えは人前でしない。
性格を偽ろう。そうすればいいかもしれない。
女の子は怖い。少し避けよう。
「…見た目は悪くないよね…」
誰も愛してくれなかった。愛されたかった。
みんなみたいに楽しく過ごしたかった。わいわいしたかった。あの輪の中に入りたかった。
いつの間にか
「わ、私は白河小百合…え、えっと…よろしくね、えへへ…」
偽りの"シラカワサユリ"が出来ていた＿＿
貴方side
「性.的.暴行とか虐待。いじめ。たくさん受けてきたよ。」
あまりにも衝撃的すぎてみんな言葉が出ない。
「バカでしょう？愛されたかったからってこんな性格になっちゃって。」
『…気づけなくてごめんね…ほんとに…』
「Aちゃんは悪くないよ。話さなかった私も悪いし」
『辛かったね…ごめんね…』
「…私こそ本当にごめんなさい。監督たちもすみませんでした。退部する覚悟ならあります。」
円堂「今の親は、どんな人なんだ？」
「今はとてもいい人です。雷門に来る時に変わったんですが…暴行は全くなくて、今の家が好きです。」
円堂「サッカー部は？」
「…好きですよ。みんな明るくて、面白い。…でも、私がこんなのってわかったら、みんな軽蔑するでしょうね。私は居ない方がみんなのためでもありますよ」
神童「っ…小百合…」
円堂「わかった」
『？監督…？』
何が分かったんだろう、と思えば白河のそばに行き
円堂「改めてお前をマネージャーとして歓迎するぞ！」
「……え？」
円堂「俺たちはお前を軽蔑したりしない！みんな話を聞いたらわかってくれる。お前がサッカー部が好きなら、ずっと居ればいい。話は俺からするから。な？」
「…ホントにいいんですか？」
円堂「もちろん！」
いつものニカッ、という笑顔を見せた監督。そうだ。うちの監督はこんな人だ。今の話だけで退部なんてさせるわけがないじゃないか。
「…ありがとうございます！」
『お、ちゃんと笑った』
「…え？」
『"小百合"の笑顔なんて作り笑いしか見たことなかったもん。これからは俺が今までの分。たっくさん笑わせてあげる！腹筋割れる覚悟でね！』
「！…うん！」
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陽毬川みか - 将来ツイッターできたら絵送りますねー！←自分のスマホすらない人 (2019年10月16日 19時) (
レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
陽毬川みか - たしかに！身長差カップルもいいかもしれない！ (2019年10月16日 19時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - 陽毬川みかさん» ヒャハ！は多分違うネタですね！ある少年漫画のキャラの口癖でして…！あとあおいちゃん正解です！アイカツは数年前まで見てたので！あとタメ口は大歓迎ですよ〜！あと朝倉ちゃんの身長は逆にのりたんより高い！というのも面白いかなと私は思っているので、すみません！ (2019年9月18日 21時) (レス) id: 38003636ff (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - 陽毬川みかさん» おぉ！かのちゃんまで……！！ありがとうございます！もし送ってくださるのなら、占ツクで画像の登録をしてそのURLを送っていただくか、もしTwitterなどをやっていればそちらで送っていただくかんじですね！ (2019年9月18日 21時) (レス) id: 38003636ff (このIDを非表示/違反報告)
陽毬川みか - (できればでいいです)朝倉ちゃんを低身長設定にしてください！典人が低身長なのでそれよりも低く！ (2019年9月16日 20時) (レス) id: a93d391e46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪沙 | 作者ホームページ：http://なし)ー
作成日時：2017年8月14日 21時
