本格的な合宿開始｡そろそろヒロイン（笑）を成敗!!【イナズマイレブンGO】

（祝!!）100話 ページ26

貴方side

『そんな…そんな事ないよ!!…なんで、話してくれなかったの？何かあったんでしょ？辛いことあったんでしょ？そんな猫かぶりとか要らないよ!!困ってることあったんなら、愛して欲しかったんなら言ってよ!!


もっと…ちゃんと話そうよ…っ…!!』

視界が霞む。あぁ、今泣いてるんだな、って。なんだ、ちゃんと白河のこと心配してたのか、自分。

最初白河が来た時。嬉しかった。友達が増えるかな、って。

そしたら、男好きなら性格で。全然仕事もしないし。関わることもほとんど無かった。





だけど、どこかで気になっていたんだ。きっと。




涙を拭い、白河を見ると…


白河「……話して、いいの？傷も…気持ち悪いって、思わないの…？」

驚いた表情のまま、涙を流していた

『気持ち悪いなんて思わない。全然。話してよ、ちゃんと。話そう？関わろう？1人で抱えないで』

照美監督も言ってくれたんだ。1人で抱えちゃダメって。

『周りをよく見て。あんたがサッカー部に入ったのならば……皆仲間なんだよ。頼ってよ。』

周りにいる仲間を頼って。人間1人で生きていけるわけが無い。


「っ…う、あ、ぁ…っぁ…ごめん、なさ、…っ…ごめんなさい…ごめん、なさい…!!ほ、んとに…うっ、あ…うぅ…!!」

綺麗な顔をぐしゃくしゃにして泣く白河。

今までこんなに溜めていたものがあったんだ。

そう思うと、体が動いた。



『大丈夫。安心して。みんな居るよ。仲間だよ。…落ち着いたら話してくれる？』



白河を抱き締めていた。


「っ…うん…うん…!!」


白河も背中に手を回していた。なんだ、白河もただの女の子か。何ら変わんないじゃん。





『落ち着いた？』

白河「ごめんね…ありがとう」

…白河から感謝の言葉貰ったの初めてかも…

音無「先生たちに、話してくれるかしら？」

円堂「Aの言った通り、俺たちを信じてくれないか？無理はしなくていい」

白河「…はい。途中で気分が悪くなるかもしれませんが…話せるところまではなします。


これは、もう何年も前の話＿＿＿」

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