本格的な合宿開始｡そろそろヒロイン（笑）を成敗!!【イナズマイレブンGO】

81話 ページ3

貴方side


『リンチ…リンチ…いやぁぁぁ…！』



なんて1人で頭を抱えながら歩く｡なんてこったパンナコッタ。

拓人と蘭丸に呼び出しされたし。

呼び出されたのは、白河のことについて。それしかないだろう

あの2人は白河が来てからは俺のことを嫌って、避けていたはず

…なのに、呼び方も変わって避ける様子も全く無い。

……白河の本性に気付いた…

と、しか考えられない

えー、でもなんかきっかけが…





「A」

『！…一番。どした？』




すると、後ろから一番が話しかけてきた




「神童と霧野に何か言われたか？」

『え、うん。呼び出しされた』

「え、呼び出しぃ？」

『あ、他の人も居たのね』




一番だけかと思いきや違うのね。宵一くんとぐーやと英聖も居たのね




『てか、一番…なんでそのこと』

「さっき、神童たちと話したんだよ。Aのことをどう思ってるか、って聞かれてな」

『なに、可愛いって言ったの？』

「それで俺が思ったことを言ったら、納得したような表情だった」

『スルー!!』

「…ふっ」

『おいこら、笑ってんじゃないよ？』




にしても、拓人が私のとこをどう思ってるか聞いた…って、なんでだ



「にしても、呼び出しねぇ…」

『リンチパターンっすか』

「違うだろ」

『ですよね』

「…その呼び出しの時、倉間か誰か連れていったらいいんじゃないか？」

『え、なんで』




ぐーやが言った。

え、なぜ。普通に大丈夫くね？




「白河の事だとしたら、確か倉間が証拠を持ってるんだろ？」

『え？あぁ、うん』





証拠というのは、数週間前の部活終了後に俺が白河に呼び出された時のこと。

暴言は吐かれ、ビンタされ。最悪だったけどのりたんがしっかり録音してくれた。

そのことは一番とか夜桜たちには話した。




「神童たちのお前への疑いを晴らすためにも、すぐにそれを聞かせられたらいいだろ？」

『なるほど…』




正直この合宿で白河のことをどうにかしようとしていたので、のりたんに証拠を持ってくるように頼んでいたのだ。

あの証拠があれば拓人たちも流石にこっちを信じるだろう。





「よっ！流石星降！あったまいいね！」

「いやぁ、流石だねぇ！」

「西野空、光良うるさい」

『いつの間に!?』





ぐーやの意見に関心してるといつの間にか夜桜もいた。

え、なんなの。みんなそんにに気配消して近づけるの？俺にも教えて？

あと、宵一くんも夜桜もノリが流石だね？

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