26話 ページ28
あれから電車で約1時間…。
無事、遊園地に到着したはいいものの。
あまり来たことの無い私は戸惑ってばかりだった。
行き交う人の群れも、愉快な音楽も、私にとっては新鮮で、どれも楽しかった。
優ちゃんがパンフレットを持ってきてくれて、2人でなにを乗ろうか、とプチ会議をしていたら。
「あれ、優?」
少し遠くからかけられた声に視線を向ける。
「あ!お兄ちゃん!!」
そこには、坂田さんとうらたさん、そして知らない2人がいた。
なんて偶然。
キョロキョロと周りを見渡してもお兄ちゃんの姿はない。
坂田さんがいたから不安だったけど、やっぱりいないよね。
「よ、」
ほっ、と胸を撫で下ろしたのと同時に、うらたさんに声をかけられる。
『どうも』
なんて返したら正解なのか、やっぱり分からなくて曖昧になってしまう。
うらたさんはそんな私にも笑ってくれた。
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ただのセンラ― - 夢主ちゃんの病みぐわいが大好きです((坂田さんイケメン、センラさん頑張ってるww面白くて大好きです!更新全裸フル待機です。応援してます!これからも頑張ってください (2019年5月26日 20時) (レス) id: 48d1717d9d (このIDを非表示/違反報告)
志音@リス,ラ, - 更新待ってます! (2019年4月8日 22時) (レス) id: 0f8bb6f46c (このIDを非表示/違反報告)
月雨(プロフ) - 面白いですが【センラの妹は愛されません。】という作品に少し似ているなと思いました。 (2019年4月8日 0時) (レス) id: 13ee1e808b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼生 | 作成日時:2019年4月3日 12時