20話 ページ22
ここにいても埒が明かない、と言うことでここから1番近い坂田さんの家にお邪魔することになった。
私は、頬の手当をしてもらうため。
といっても湿布だけでいいんだけどね。
お兄ちゃんは明日も会社があるらしくて、帰って行った。
優ちゃんは帰ってきてすぐは、固い表情のままだったけど。
少ししたら落ち着いたのか寝息を立て始めた。
と、いうことで…。
今ここにいるのは、私と坂田さんだけだ。
坂田さんは丁寧に私の頬に湿布を貼ってくれている。
『…あの』
私の言葉に坂田さんか顔を上げる。
そして少し笑って首を傾げた。
どうしても、気になることがあった。
『お兄ちゃんは…なんでここにいたんですか？』
私の質問に一瞬きょとん、とした坂田さんはすぐに優しい表情に変わった。
「俺ら、今日ライブの打ち合わせだったんだ」
「センラの仕事が早く終わるから、ってこっちまで来てもらったんだ」
私にも分かるように、ゆっくりと、説明をくれる。
…違う。
違うの…そうじゃない。
私が知りたいのはそうじゃないのに…。
曖昧な表情をする私に、目の前の彼はいたずらっ子みたいに笑った。
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ただのセンラ― - 夢主ちゃんの病みぐわいが大好きです((坂田さんイケメン、センラさん頑張ってるｗｗ面白くて大好きです！更新全裸フル待機です。応援してます！これからも頑張ってください (2019年5月26日 20時) (
レス) id: 48d1717d9d (このIDを非表示/違反報告)
志音@リス,ラ, - 更新待ってます！ (2019年4月8日 22時) (レス) id: 0f8bb6f46c (このIDを非表示/違反報告)
月雨(プロフ) - 面白いですが【センラの妹は愛されません。】という作品に少し似ているなと思いました。 (2019年4月8日 0時) (レス) id: 13ee1e808b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼生 | 作成日時：2019年4月3日 12時
