第55話 ページ7
主人公side
大和「帰れ！」
大和さんが言ったあと、私は大和さんの袖を握った。みんなは私を守るようにして立っている。
どうすればいいんだろう。お姉ちゃんも父さんもいない。どうやって切り抜ければいいの？
「大和さん、、、」
大和「大丈夫だ。行かせない。」
違う。私が言いたいのは傷ついてほしくないから言ってる。お願い、もう何も起こらないで。傷つかないで。
私のせいだ。こうなったのも、全部私がいたからだ。だからみんなが喧嘩するんだ。
私がいない方がいいんだ。
「もう、やめて。」
大和「泉？」
三月「プロデューサー？」
「やめて下さい。私がいたからこうなったんですよね？だったら私がいなくなればいいんでしょ？私はもうみんなの前に現れない。そしたらみんなは喧嘩しなくて済む。だから私は居なくなります。」
環「は？どうゆうことだよ。なんでプロデューサーがいなくならないといけないんだよ！」
その方が妥当でしょ？お姉ちゃん、父さん、ごめんね。私はやっぱり誰も信じれなかったよ。
大和「、、、バカか。」
「痛っ！」
大和さんにデコピンされた。なんで？
大和「頼れって言っただろ？何一人で片付けようとしてんだよ。お前いなくならなくていいんだよ。」
「、、、でも。」
大和「でもじゃねえよ。お前は俺たちのプロデューサー。他のところに行かなくてもいいんだ。あいつが頑固なだけなんだから。気にすることはない。」
大和さんの言葉一つ一つが心を暖かくしてくれる。どうして？
楽「二階堂、近すぎだ。泉から離れろ。」
「っ！」
楽さんが近づいてきたと同時に私は大和さんの後ろに隠れた。
嫌だ。行きたくない。私はここにいたい。
「私は、楽さんたちのところに行きません。私は小鳥遊事務所のプロデューサーです。だから私はここにいる。他の事務所にはいきません！」
言えた。これでいいんだよね。
大和「よく言った。」
三月「それでこそ俺たちのプロデューサーだ！」
楽「っ！また来る。」
天「またね、泉。」
龍「またね。」
一件落着した。事務所は安定。これでよかったんだ。
私たちは何事もなかったように練習をした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 63人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なつめみく - ええええええええ続きあったんだ、、何をするにも最近億劫になってきてたけど続きがあることにきづいた瞬間握ってたピンポンだまにぎりつぶしちゃいそーになったよおおお！！最近ヤマさん不足だったからガチうれしいいいい！！ (9月24日 17時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 私は大和さんに一票入れます! (2017年3月16日 16時) (レス) id: 367238905c (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - ありがとうございます！！大和さんに一票いれます！これからもよろしくお願いします！ (2017年1月3日 22時) (レス) id: cba5197f9f (このIDを非表示/違反報告)
しろ - とっても笑ったりドキドキしました！私も大和さんに1票入れます！ (2017年1月3日 21時) (レス) id: b8cc97a2e2 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - ありがとうございます！！大和さんですね！これからもよろしくお願いします！ (2016年12月26日 18時) (レス) id: cba5197f9f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
