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第68話 ページ20

泉が落ち着いて楽にラビチャを返す前の話

大和side

泉はさっきから泣いてばかりいる。慰めながら、大丈夫かと聞いているが、俺の名前しか呼ばない。

どうしたらいいんだ。泉は泣き止まないし、陸たちもどっかに行ってしまうし。

「泣きやめ。なんでそんなに泣いてんだよ。」

貴「う、大和さん。嫌だ。嫌だよ。」

何が嫌なのかさっぱりわからない。何が嫌でそんなに泣いているんだ。

「泣きながらでいいから話してくれないか?」

貴「(フルフル)」

嫌なのかよ。どうしたら話してくれるんだよ。

「取り敢えず、部屋に行くぞ。」

貴「はい、、、。」

あー、ほんとに心配だ。何も話してくれないから余計心配なんだよ。

また八乙女事務所に行ったんだよな。そこで何を話したんだ?なんて言われた?言われた内容が嫌だから泣いているのか?

それとも違うのか?なあ、教えてくれよ。何があったのかを。

「グズッ、、、大和さん。」

今、俺たちは手を繋いで部屋に向かっている。泉は俺の手を握ったまま泣きながら名前を呼んだ。

俺は正直いって、こいつを抱きしめたい勢いだ。好きなやつにそんなことされたら誰でもそうなる。

「はい。着いたぞ。」

一様、冷静を保たないとな。俺がヤバイから。

「今は思いっきり泣け。その後でいい、話は。まあ、言いたくなかったらいいんだけどな。」

貴「ありがとうございます、、、」

また、泣き出した。ほんとに何したんだよ。八乙女社長は!

泉は泣きながらだけど、話してくれた。

貴「今日、また行ったら、あの人に、事務所を潰すと言われたんです。」

あの人とはきっと、八乙女社長だろう。何言ってんだよ。あいつは。

貴「それが悲しくて、、、っ!」

ああ、これで悩んでたんだな。ほんとにこいつはいいやつだよ。いいやつすぎて困ることもあるけど、今はほんとに嬉しい。

「大丈夫だ。俺たちがなんとかするから。」

でも、この時言った時にはもう、解決しているとは知らなかった。

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なつめみく - ええええええええ続きあったんだ、、何をするにも最近億劫になってきてたけど続きがあることにきづいた瞬間握ってたピンポンだまにぎりつぶしちゃいそーになったよおおお!!最近ヤマさん不足だったからガチうれしいいいい!! (9月24日 17時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 私は大和さんに一票入れます! (2017年3月16日 16時) (レス) id: 367238905c (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - ありがとうございます!!大和さんに一票いれます!これからもよろしくお願いします! (2017年1月3日 22時) (レス) id: cba5197f9f (このIDを非表示/違反報告)
しろ - とっても笑ったりドキドキしました!私も大和さんに1票入れます! (2017年1月3日 21時) (レス) id: b8cc97a2e2 (このIDを非表示/違反報告)
mio(プロフ) - ありがとうございます!!大和さんですね!これからもよろしくお願いします! (2016年12月26日 18時) (レス) id: cba5197f9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八乙女澪 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年8月29日 16時

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