IDOLISH7のマネージャーの妹は二階堂大和と八乙女楽に取り合いされてる？！

65話 ページ17

主人公side

あの日から結構経って、とうとうブラックオアホワイトの一週間前。

私は今日も八乙女事務所に行っている。

毎日通っていても答えは変えてくれない。

社長「また来たのか。」

「はい。答えは変えていただけたでしょうか？」

社長「変わらない。」

「何故です？私はTRIGGERのプロデューサーにはなりたくないのです。私の主張を聞いてくれないのですか？」

社長「聞かない。まだそんなことを言っているのか。」

「まだ、とは？」

社長「私の力だと、お前の所属している小鳥遊プロダクションはすぐに潰す事ができる。」

「何が言いたいのですか？」

社長「お前がここに来ないなら、小鳥遊プロダクションを潰すと言っているんだ。」

「なっ！」

この人、本当に人間なの？そこまでして手に入れたいの？

上に上がる事しか考えない人だ。この人はそう言うタイプなんだ。

TRIGGERじゃあ、上にはいけない。でも、私があそこを離れないと大和さんたちが輝けない。それは嫌だ。

「、、、わかりました。でも、ブラックオアホワイトが終わるまでみんなといさせてください。それが終わったらTRIGGERの控室に行きます。」

社長「わかればいいんだ。なら、来週だ。」

「、、、はい。」

あの人は本当におかしい。

人の気持ちをわかってない。

お姉ちゃん、父さん、大和さん、みんな、ごめんなさい。私はみんなを守りたい。みんなに上に行って欲しい。

だから、私はTRIGGERのプロデューサーになります。

本当にごめんなさい。

来週には私は小鳥遊事務所にはいないんだ。

みんなには手紙で伝えよう。

ごめんなさい。本当に。

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