告白の仕方 ページ4
おついちさんが好きな女性に告白するとしたら、どんな風に伝えるのかなという妄想です
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君はいつも僕を惑わす
それに気付いてないなんて罪だとは思わないかい？
一回りも年が離れてて
その上友人の妹である君に
こんなにも恋焦がれるなんて
誰が想像しただろう
お「Aちゃん今日も可愛いね！」
と軽い感じで言うと君は
『またまた〜、そんなこと言っても何も出ませんよ〜』
と返してくる
まぁ真面目に言わない僕が悪いんだけど
30代も後半になるとさ、恋に臆病になっちゃうんだよ
でもこのままの関係じゃ嫌だからさ
今日は真面目に伝えるよ
『おついちさん！誕生日おめでとうございます！』
僕の好きそうなもの、君はよく分かってるねぇ
お「ありがと〜！」
本当は毎年、近所のカフェで祝ってもらうんだけど
誰にも聞かせたくないから今日は僕の家に呼んだ
貰ったプレゼントを開けて、もう一度感謝の言葉を伝えてから、でも と付け足した
『…ん？好みの色じゃなかった？』
違うよ
お「もっと欲しいものがあるのです」
今日は真面目に
お「一度しか言わないから聞いててね」
君の目をしっかりと見て
お「Aちゃんが欲しいです」
真っ直ぐ伝えるね
お「僕の恋人になってくれませんか？」
見たことのない君の顔
すぐに赤くなる耳
君は、本当に可愛らしい
お「大好きなんだ、Aちゃんのこと」
そりゃいきなり言われたらびっくりしちゃうよね
僕は一回りも上なんだもの
当然っちゃ当然…
『…私も、大好きです。おついちさんの、恋人にしてください…』
そう言って僕の左手を握ってくる君
予想外の真っ直ぐすぎる言葉と行動に
年上の僕はまだ、追いついていません
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ストレートな言葉にドキドキしちゃうおついちさんがみたい
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作者名：鯖の水煮缶 | 作成日時：2018年11月30日 2時
