ONE OK ROCK 短編集

Taka〜Halloween〜 ページ5

(付き合ってる設定)

貴「A〜。」



家でうだうだしていると彼氏の貴寛から呼ばれた。


『ん？』


貴「今日は何の日でしょう」


今日ね〜。


分かってますよ


『Halloween！！』


貴「へー、これは覚えてんだ」


『なによ、私いつもいろんなこと忘れてるみたいじゃん！！』



貴「だってそうじゃん〜」



『うっ…』



否定出来ないのが悔しい。

なんて言うか、
大切な日を忘れるというよりは

炊飯器のスイッチ入れるのを忘れる

みたいな、日常的なことが多いのよ…


貴「ま、いいや。 Trick or Treat お菓子くれなきゃイタズラするよ」


『へっ？！』


待って、Halloweenって言うのは覚えてたけど、お菓子買ってなかった！

やっぱり、忘れてる…


貴「あれあれAちゃん〜？お菓子は〜？」


『か、買ってないです…。忘れてました』


すると貴寛 は ふはっ とふきだして

貴「Halloweenは覚えてるのにお菓子忘れるとか笑 Aらしいね」


『うー、うるさーい！』


貴「A、お菓子くれなかったからイタズラするから。 おいで」


『うー…』


貴寛にちかよる。



貴「ん、いい子。」


それから ニヤッと笑って 鎖骨のあたりに 印 をつける。


『んっ…たかっ…そこ、みえる…』



貴「だから言ったじゃん、イタズラするって」



『でも、こんなの聞いてな…』


貴「うるさい口だな」


言い終わる前に口を塞がれてしまった。



今年のHalloweenはドSな貴寛に付いていくのがやっとだったな…


❦ℯꫛᎴ❧

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