"小さな巨人"になりたいですっ！ (ページ18)

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じゅうななページ18

合宿場に到着した。

したのはいいけど...

『うえっ、、、気持ち悪いぃ。』

バス酔いしてしまった。

工「だ、大丈夫か？？」

工が、背中をさすってくれる。

でも、

『む、無理、、吐きそ』

添川「だ、誰かトイレ連れてってやれ！」

焦る白鳥沢。

『うっ。』

白鳥沢-A「「わああああっ！！吐くなぁぁぁ！！！」」

もう、ダメだと思った瞬間、

フワッと体が浮いた。

『えっ？？』

牛島「もう少しだけ我慢しろ。」

牛島先輩が、おれを

お姫様抱っこしていた。

『う、う、牛島せんぱっ！！』

牛島「行くぞ。」

牛島先輩はそう言った瞬間、走り出した。

ものすごいスピードで。

なのに

『なんで揺れてないんだよぉー！！』

ほとんど、揺れてない。

どんな走り方してんのさ、この先輩は！

びっくりしすぎて、酔いが治ってしまった。

牛島「ついたぞ。」

『あ、ありがとうございます...』

牛島「ん？さっきよりは顔色良くなったな。」

『！！！！/////』

牛島先輩が、身を屈んでおれの顔を覗き込んできた！

うわっ！うわっ！
近くで見ると、すっごい顔整ってる。

か、かっこよすぎではありませんか？！

牛島「血色よくなりすぎじゃないか？大丈夫か？？彼方...」

だんだん、顔が近づいて...

『あ、あの！』

ｶﾞﾀｯ！

えっ？！
誰かいる？！！