"小さな巨人"になりたいですっ！ (ページ13)

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じゅうにページ13

添川「今日のメニューは、新入部員を混ぜた３対３だ。この後、鷲匠先生もいらっしゃるから、ちゃんと挨拶するように。特に１年。」

「「「はいっ！」」」

『なあなぁ、工。((ｺｿｯ』

工「なに？」

『鷲匠先生って、誰？？すごい人？』

工「おまっ！！ばか！！！」

うおっ？！何。

工「監督だよ！監督！！ああ、もう。そんなことも知らないなんて、日本でバレーやってるやつの中で、お前くらいだよ」

『そ、そんなに言わなくたっていいじゃんか！！』

天童「はいはーい。工とAちゃん夫婦喧嘩しなーい。」

工「す、すいませんでした！」

『すいませんでした！おれがあまりにも無知でっ！！』

牛島「じゃあ、そろそろ３対３のチームを発表する。」

ドキドキすんなー！！

誰と一緒だろう！！

牛島先輩が、次々とメンバーを発表していく。

牛島「Gチーム。五色、白布、大平。サブで天童。」

工「！！はいっ！！」

やっぱり、工とは違うチームなんだな。
ちょっとさみしい。

牛島「最後のチームだ。Hチーム。彼方、川西、瀬見。サブで、俺だ。」

『っ！！はいっ！！！』

やった！太一さんと英太さんと同じチームだ！

川西「よろしく、A。」

瀬見「よろしくなー！！」

先輩たちは寄ってきて頭を撫でてくれる。
嬉しい！

『よろしくお願いします！』