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的場「怖かったんだ!!!!
この30年死体を見つけられたらと夜も眠れなかった…怖かった……。
不安だっ……。
…それなのに……
どうして……
そっとしておいてくれなかったんだ……。
社長も!
仲間も!
みんな死んで!!
私も穏やかに暮らしていたのに!
お前らが!
お前らが悪いんだぞ!!
お前らが勝手に首を突っ込むから!
私は悪くなんかない!!」
その時、立花さんが机に置いてあったハサミで的場先生を刺した……。
一「立花さん!!!」
剣持「何をする!!」
一「佐木!!
救急車だ!」
佐木「はい!!」
立花「離せ!!!」
一「やめるんだ!
立花さん!!」
そら「…青山さん!!」
立花「ッ!?」
魔法学校全員「えっ……」
剣持「青山……!?
やっぱりそうか……」
一「違いますか?
あなたは、ちひろさんのお父さんでしょ?
こんな事したって娘さんは戻らないよ!
……青山さん!!」
そら「娘さん…今のお父さんを見て、悲しみますよ!!
青山さん!
正気を取り戻して!!
お願いです!!
娘さんのこと大好きだって思っているなら……
こんなことやめてください!!
青山さん!!」
立花「わ、私は……
この日のために…この学校に…ちひろが蒸発なんてするわけがない……。
きっと何かあるに違いないと……
それが…ちひろ…………(泣)」
的場「うっ…………死にたくない……」
真壁「先生!」
的場「…………死ぬのは嫌だ…。
助けて…くれ………」
佐木「10分で来るそうです!!」
剣持「いや……もうダメだ……。
放課後の魔術師はもう二度と現れない…永遠にな……」
こうして七不思議殺人事件は幕を下ろした……。
警察の調査の結果、旧校舎の中からは6体の人骨が発見され解体作業は予定通り行われることとなった。
そして数日後、父親のいない青山家でささやかな葬儀が行われた……。
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月1日 23時