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一「そこで彼らはこの研究所に6つの死体を隠した……。
土台に塗り込めたり、コンクリートに詰めたり。
そして、その建物をそっくりそのまま不動高校に寄付した。
それがここ…旧校舎というわけさ、だが隠した死体が何かの偶然で発見されるかも分からない……。
そこで研究員達は仲間をこっそり送り込んだんだ。
そして、死体を隠した場所に六不思議の怪談話を流した。
生徒が近づかないようにね……。
死体の番人……。
つまり、送り込まれた研究員……。それが的場先生だったんだよ。」
そら「はぁ、はぁ、はぁ…///」
真壁「ちょっとまて!
六不思議だって……?
怪談は7つだぞ……。」
一「7つめは後で作られたのさ。」
真壁「後で?」
一「10年前に、この旧校舎に6つの死体が隠されているという事実を知ってしまった生徒がいたんだ。
青山ちひろ。
彼女はこの事実を発表しようとしたやさきに失踪する。」
佐木「まっ、まさか……」
一「殺されたんだよ……。
的場先生は彼女を隠し7つ目の階段を流した。
恐ろしい噂のおかげで、旧校舎は寂れ埋められた7つの死体は誰にも発見されないはずだった……。
旧校舎を壊すという話さえ出なければね。
その事は、そらが証明してくれる。」
斗亜「そらが?」
八太郎「…お、おい!?」
そら「はぁ、はぁ、はぁ…///」
やけに顔が赤い…。
それに、息切れも凄い…。
一「そらには、能力がある。」
全員「「えっ!?」」
一「それは……
死体が近くにあると、熱を出す能力だ。」
みのり「死体が近くにあると…」
音夢「熱を出す?」
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作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月1日 23時