• ページ38
一「立花さん、これは生物室の鍵ですよね?」
立花「間違いない!」
一「犯人がこの鍵を、尾ノ上さんの死体のそばに置いたのは、鍵を使って中に入り窓から逃げたと思わせるためだ……だけど7年も使ってなかった鍵が動くとは限らない……」
立花「確かに…錆び付いたり、詰まっていたり。」
真壁「かせ!!!」
真壁先輩は一からとった鍵で開かずの生物室の扉に鍵を入れた。
真壁「くっ…回らない……。
くそっ!」
一「という事さ…あの夜蹴破られるまで、この扉は開かなかったんだ……」
そら「ねぇ、みんな。
私達は開かずの生物室で、死の儀式を目撃したよね?」
みのり「う、うん。」
A「でも普通、生物室なら扉が開かないはずだよね?」
斗亜/音夢「…あっ!?」←気づいた。
一「何故、扉が開いてるのが見えたんだ?
……中の儀式まで…鏡だ!!それ以外にない!!」
的場「ち、違う!!
違う!!!
私じゃない!
だいたい!!
どうして私が自分の教え子を殺さなきゃならないんだ!!
動機がないじゃないか!!」
一「動機ならあるさ!!
とうとう明かす時がきたんだ……。
あんたが30年間必死に隠し続けてきた過去を!」
的場「!?」
一「30年前、当時不動高校旧校舎の場所には高畑製薬という研究所が建っていた……。
危険な副作用のある薬がまだまだ存在していた頃で、この研究所でもある新薬の研究がされていた……。
その人体実験を行うために6人の人間が雇われた。」
佐木/魔法学校全員「人体実験……!?」
そら「でも、実験は失敗し、6人は全員死んでしまった。
研究員達は焦った……。
もし、こんな事が世間に知れたらお終いって。」
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AYANE | 作成日時:2024年3月1日 23時